Q1 22日午前中の講義はいかがでしたか?
5  予備知識がなく、難しかったA
10 IDの考え方や作成過程はよく理解できましたB
12 特に目新しい理論というわけでもなかったので、導入部分は(私にとっては)もっと簡潔にしてよいと感じましたB
16 資料17ページ右下の「確立」は「確率」ではないでしょうかB
17 IDの理論とプロセスは対象(民間や大学)に関わらないかもしれないが、一例を挙げるときは、大学を対象とするものがほしい(大学は1年目の先生に申し上げるべきことはないですが・・・) 、また(大学教員が対象なので)もう少し簡潔にし、質問を受ける形のほうがよいと思いましたB
18 研修の構成が「IDの詳細を知る」となっていたが、ニーズ分析が足りなかったのではないかA
?授業に生かせるものを探りたいと考え参加したが、IDの専門家に必要な内容のため、ニーズのすれ違いがあったA
Q2 22日午後の講義はいかがでしたか?
12 SCORMとLMSについての説明は、(多少セールス的調子を感じましたが)興味深かったです。C
14 22日を通してIDの基本的考え方を学ばせてもらったと思います。1教員が自分の持ち駒に対して使える労力や時間は限られているので、本格的に導入するためには制度的なサポート(学内外)が必要と感じました。現段階では難しいでしょう。ただ、デザインの考え方は非常に参考になりましたB
17,18 途中で抜けたので回答できない
? 少し考えを整理できたB
Q3 23日午前の講義はいかがでしたか?
1  内田先生の話ぶりに感銘を受けた。IDは十分面白そう。でも教育は人依存であるという事にどうしても拘ってしまう。C
4  現在担当の科目への導入には難しいところもあるが、基礎ゼミなどでは有効かB
5  最後の討論が興味深かったB
12 実用性の高い内容でしたC
14 設計の決定考慮点(スライド46,50)はシラバス作成や授業設計に非常に役に立ちそうです。またNICERのコンテンツも使ってみたいと思いますB
16 情緒力の例はあまりよくないと思う。例えば、機械操作のように万人が同じと思う内容のほうがいいのでは?B
17 コスト計算などはIDを導入していない本学の入門者には割愛してほしい気がします。みんな恐れ逃げてしまいますので(^。^) 、討議の時間をもう少し下さい C
18 企業における工程見積の話は面白かった。他の部局の話が聞けたのはよかったB
? 教育設計のプロセスの考え方は少し理解できたが、授業にどう生かすがまでは至らずB
Q4 2006年度のFD研修に今回の研修を企画すれば、同僚に参加を勧めますか?
12 次のステップ(実習研修)を体験したいですB
14 少しe-Learningに重点を置きすぎていた気がします。e-Learningより対面授業中心のIDについてもう少し話があるとよかったと思います。でも今回のワークショップは性格がはっきりしていて面白かったですB
10 作成が難しい。生理学や解剖学などの基本を学ぶ上では大変有効だと思うが、基本は人間と人間の関わりによって人間は育つことが多いと思っている。A
18 大学教員の問題意識に近いところからはじめてIDの必要性まで説明する研修が良いのではないかA
Q5 2006年度のFD研修として希望するテーマや講師があればお書き下さい。
 17 ニーズ調査が必要

アンケート
アンケート回答(11名分)

概 要

日 時 2006年2月22日(水)9:30-16:30 および 23日(木)9:30-12:10

場 所 共通講義棟 L104

講 師 (独)メディア教育開発センター (NIME) 特定特任教授  内田 実氏

テーマ 「インストラクショナルデザイン入門」

参加者 申込み 18名 参加者 17名(22日15名、23日11名)

研修概要

1日目午前には、セミナーの学習目標、インストラクショナルデザインIDの概要を学ぶ。午後は、出席者がなぜこの研修をうけたかを自己のバックグランドとともにスピーチ、その後、IDの各プロセスの実践方法を学習した。2日目は、学習モデルや教育コンテンツに関する設計や制作プロセスを学ぶ。最後に、大学が生き残るための方策、IDの学内普及、カリキュラム構築への利用などについてフリー討議した。

2005年度 第3回FDワークショップ

配布資料(スライド63枚、pdfファイル)

参加者メモ

2月22日(水)
9:30〜12:15 スライド1〜33
まず、セミナーの学習目標、インストラクショナルデザインIDの必要性、IDの歴史を学ぶ。
つぎに、IDとは、IDのプロセス、eラーニングとの関係、開発方針などを学ぶ。

3:15〜16:30 スピーチとスライド34〜47
出席者が、なぜこの研修をうけたかを自己のバックグランドとともに紹介・報告
スライドにもどり、詳細企画書、分析と話が進んだ。ここでつぎの事項に関して質問が相ついだ。
ニーズの対象、分析の主体、結果の反映の仕方
企業の教育との違い、大学の多様性、教員の経験と判断によって
実施している授業に、IDが必要か、IDは役に立つか、どのように取り入れるか
などである。

15:00〜16:30 スライド38〜45
技術分析、学習管理、eラーニングコンテンツの提供環境として
SCORMやLOMの詳しい説明があった

2月23日(木)
9:30〜11:30 スライド46〜61
スライド46の設計を詳しく説明。ガニェの学習モデルは、参加者の興味を引いた。
教材コンテンツの作成やNIMEgladなどLOMの話があり、6.開発・実施・評価に進む。
このプロセスの詳細、具体的なコスト計算などは、一部の先生の興味を誘うが
大学には無理、あわないといった印象をもたれた先生もおられた。

11:30〜12:10 スライド62の話題を討論
大学が生き残るための方策、それは教育の品質を保証すること、といった話のあと
菊沢FD部会長の司会で、FD活動の「なかでIDをいかに学内に普及させるか、
の討論を展開。
(1) IDはできる範囲で授業に取り込めばよいが、それは授業の性格や担当教員に
依存するところが大きい。実習をともなうNIMEでのID研修への参加はFD活動
として支援していく
(2)IDを学部・学内で進めるべきかどうか、シラバス作成や大学全体のカリキュラムの
系統だった整理、にIDを適用するのがよい。またニーズや評価という観点で、IDの
手法を参考するなども有効、などを話し合った。

参加者メモ
アンケート用紙