第6回FD部会議事録

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開催月日 平成18年3月1日(月)
開催場所 管理棟評議会室(福井キャンパス)、テレビ会議室(小浜キャンパス)
出席者  菊澤(議長)、新宮、田中、日?、神谷、瓦井、片山、津村、細谷、松村
事務局  紙谷総括主任、滝波主査、杉村主事(小浜キャンパス)
開会時刻 9時30分 閉会時刻 12時05分

議 事

1 平成17年度第5回ファカルテイ・デイベロップメント部会議事録(案)の確認
 平成17年度第5回ファカルテイ・デイベロップメント部会議事録(案)が承認された。

2 報告事項
(1)後期授業評価結果について
 事務局から資料1および別表に基づき報告がなされた。菊澤部会長から、アンケート回収率を算出する際の母数が、出席者数ではなく受講登録者数となっているため、本来の「回収率」より数値が下回ることが指摘された。
(2)後期授業公開結果について
 津村委員から資料2に基づき報告がなされた。委員から、今回授業の後半で討論会の時間を設けたが、参加教員の中から、90分間の授業の配分や流れを見たいため、討論会の時間を別に設けて欲しいとの意見が出されたことが報告された。
(3)FDワークショップの結果について
 菊澤部会長から資料3に基づき報告がなされ、それぞれのワークショップの報告書については、インターネットのサイトに掲載されていることが報告された。開催時期が卒業論文指導の時期と重なり生物資源学部の教員が参加困難となったことおよび小浜での開催ができなかったことについては、来年度対処していくことが報告された。
委員から、今後は開催日程を早めに決定し周知すべきとの意見が出された。菊沢部会長から、開催日程を学科単位で調整して決定すること、学内での研修は開催時間をできるだけ短くすること、研修内容を大学教員向けに構成すること等、今後の検討課題が提案された。
(4)GPフォーラムなどへの参加報告について
菊澤部会長から資料4に基づき報告がなされた。事務局および委員から、FD研修フォーラムでの参加配付資料を他の教員が閲覧できるよう1箇所に集めることが提案され、情報センター内に閲覧場所を設置することで検討していくこととした。
(5)その他

3 審議・協議事項
(1)授業評価の公開基準について
 日?委員および菊澤部会長からこれまでの経緯が説明され、新宮委員から経済学部教授会にて出された意見が報告された。審議の結果、平成17年度後期については、前回FD部会で提案した基準から変更し、平成16年度前期と同じ基準に戻ることが決定された。結果の公開・検証方法等、今後の方針については、授業改善におけるFD部会の役割を含めて、来年度以降検討していくこととした。
(2)大学実践取組について
 新宮委員から資料6に基づき説明がなされ、大学改革実践プログラムのC-7およびC-19の年度内取組計画についてFD部会案の取りまとめがなされた。GPA制度、CAP制度について導入の可否が検討されたが、議論が十分でないまま、導入の可否を決定するのは拙速であるとの見解から、結論は先送りにされた。今後も各部局ごとでも導入の可否について議論することになった。
(3)平成17年度FD活動成果報告書作成について
菊澤部会長より資料7に基づき説明がなされ、活動成果報告書の執筆分担が決定された。報告書の内容は本学教員向けとすることが確認された。
(4)平成18年度FD活動計画について
 平成18年度のFD活動計画について下記のとおり決定された。
・新任研修について
本年度同様総務課主催の事務手続き等に関するオリエンテーションの中で菊澤部会長からFDに関する説明を行うこととした。委員から、本年度新任研修には、小浜キャンパスの新任教員は参加できなかったため、今後はTV会議室等を利用して行って欲しいとの意見が出された。
・GPの応募について
 教育GP、現代GPの応募について、各学部ごとに応募の可能性について意見を集約することとした。
(5)その他
  これまで、MLにより審議されてきた内容については、決定事項があいまいになっていたため、今後はそれらを明確にすることとした。さらに、FD部会および教務委員会との位置付けについても、これまで混乱が生じていたため、「FD部会で提起された事項については、FD部会で各部局の意見を集約し、その結果を教務委員会で審議し、決定する」という位置付けを来年度の教務委員会の中で明確にしていくこととした。
  また、委員から県大ホームページの学内向け情報のトップページに授業評価アンケート結果へのリンクを貼って欲しいとの意見が出され、検討を行うこととした。