大学院 経済・経営学研究科
- 1992年4月 福井県立大学開学
- 1996年4月 大学院経済・経営学研究科修士課程開設(1998年4月以降博士前期課程と称する)
(初代研究科長: 伊東光晴教授)
- 1998年4月 同研究科博士後期課程開設
2008年3月末現在、博士前期課程は194名の修了生、博士後期課程は11名の修了生(博士号取得者)を出しています。他に2名の論文博士の学位を授与しています。
本研究科は、博士前期課程と博士後期課程とからなり、博士前期課程には、地域・国際経済政策専攻と経営学専攻とが置かれ、博士後期課程には経済研究専攻が置かれています。各専攻の教育・研究内容は以下の通りです。
- 地域・国際経済政策専攻(博士前期課程) (定員12名)
福井県の地理的、歴史的条件を踏まえ、国際的な経済政策や、地方自治体の行政運営についての高度な政策形成能力を有する実務家や優れた研究者の養成を目指します。
- 経営学専攻(博士前期課程) (定員12名)
企業などで活躍する社会人が経営学の理論を踏まえた実践的な問題解決能力を身につけることを目的とし、国際的視野に立ち、経営の理論と実践能力を身に付けた高度専門職業人の養成を目指します。
- 経済研究専攻(博士後期課程) (定員4名)
学部、博士前期課程を基礎とし、理論と政策とを一体化した高度な学術研究を推進し、自立した研究者の養成を図ります。理論と応用経済学からなる、国際的水準にふさわしい研究を重視します。
福井県立大学組織図は
こちら
- ワークショップ方式の導入
企業、地方自治体等の経営戦略部門、政策立案部門等で活躍する人材を育成するための実践教育を行うため、博士前期課程では、ワークショップ方式の科目を導入しています。担当教員の講義に加え、企業経営者や官公庁政策責任者等をゲスト・スピーカーとして招き、ケーススタディを行います。
- 社会人への配慮
博士前期課程では、入学定員24名のうち、14名程度を社会人枠として設定しているほか、夜間・土曜日にも開講するなど、弾力的な時間割編成を行っています。また、博士前期課程では、仕事などの都合で2年間では履修が困難な方のために、2年分の授業料で3〜4年かけて履修することができる長期履修制度を導入しています。
- 応用力と実践力の重視
企業の経営戦略部門や、地方自治体の政策立案部門などで活躍する人材を育成するために、高度な応用力と実践能力を養う教育を重視しています。
- 修業年限および学位
博士前期課程では、2年間(長期履修の場合3〜4年間)で修士(経済学または経営学)、博士後期課程では、3年間で博士(経済学)の学位が取得できます。