主な研究内容
①都市政策論、特に都市再生論
都市は産業構造の変化により、活力が大きく左右されてきました。脱工業化時代を迎えた現在、「都市の再生」をキーワードに、都市をどう方向づけていくかが議論されています。こうした中で、福井という地域特性を踏まえた再生のあり方を研究しています。
②地方財政論
地方財政は現在、大きな転換期を迎えていますが、一方で福井はエネルギー産業の立地などが地方財政を支える面もあります。こうした福井特有の事情と併せて、地方財政運営のあるべき姿を、現実に即した研究から明らかにしたいと考えています。
③電源立地と地域経済
原子力発電所の集積する福井県で、地域経済がどのように変化を遂げてきたか、分析をしています。また東日本大震災を受けてエネルギー政策の見直しが進められている中で、立地地域の視点からエネルギー政策のあり方について情報発信をしています。