日本ジェンダー学会第12回大会

平成20年度には、日本ジェンダー学会第12回大会が、
2008年9月15日(月)に大阪女学院大学で開催されました。


日本ジェンダー学会第12回大会

大会実行委員長:香川孝三(大阪女学院大学)
日時:2008年9月15日(月)、9:30〜17:00  懇親会 17:30〜19:30
場所:大阪女学院
    〒540-0004 大阪市中央区玉造2−26−54
    JR大阪環状線玉造駅から徒歩10分、または地下鉄長久手鶴見緑地線・玉造駅から徒歩5分
        (詳しい交通アクセスに関しては、下記の大阪女学院大学ホームページをご覧下さい)
           http://www.wilmina.ac.jp/access/
    電話:06-6761-9382 または 4052  FAX:06-6761-9373
    問い合わせ先 kagawa@wilmina.ac.jp
    


第12回大会統一テーマ「東アジアのジェンダー −労働と格差」

東アジアは最近経済の成長が著しく、中国、韓国、台湾、ベトナムはアジア経済、ひいては世界の経済を牽引する
役割を担っている。しかし、、一方、経済発展とともに、国民の間の経済格差が大きな問題となっている。それをジェ
ンダーの視点から分析しようというのが、今回の報告のねらいである。特にジェンダーの視点から、労働に着目して、
労働面での格差問題を分析し、さらにはどのような政策によって、それを解決できるか検討することとする。女性労
働や男性労働の在り方、格差を示す賃金、グローバル化が進むなかで、国際競争が激しくなり、その中で、労働の
在り方がどのように変化してきているのか、さらに、それらの背景にある経済社会構造との関係を分析してみようと
いうのが、今回の報告の趣旨である。

第12回大会のプログラム
正午〜12時30分          総会

12時30分〜14時          昼食

14時〜17時30分          午後の部:統一テーマ「東アジアのジェンダー −労働と格差」

8時30分              受付開始

9時30分              開会宣言


9時35分〜12時          午前の部:個別報告 
報告1 「オランダのジェンダー政策−パート労働政策とその効果−」
  谷紀子(常盤会学園大学)
報告2 「階層化される公共空間−ラオスにおけるジェンダー表象の事例から−」
  小椋千裕(筑波大学大学院人文社会科学研究科)
報告3 「子育て世代の男女意識格差と育児支援策の課題−兵庫県男女参画協働調査−」
  藤野敦子(京都産業大学)
  川田菜穂子(神戸大学大学院総合人間科学研究科)
司会  進藤久美子(東洋英和女学院大学)
問題提起  香川孝三(大阪女学院大学)
各国報告1  中国
  遠山日出也(中国研究家)
各国報告2  台湾
  金戸幸子(東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター)
各国報告3  韓国
  佐々木正徳(九州大学)
各国報告4  ベトナム
  香川孝三(大阪女学院大学)
司会  中山文(神戸学院大学)
18時                懇親会  KKRホテル大阪12階 「レストラン シャトー」
                     (大阪市中央区馬場町2−24、電話 06-6941-6557)
                     会費 6500円