このページでは、日本ジェンダー学会が主催してきた
企画・セミナー・交流会等について紹介しています。


公開コロキュウム

日本とイタリアにおける少子化とジェンダー政策
− 地域文化特性を背景として−


少子化の状況とそれへの対応は国により、地域によって相違する。先進国中、少子化が著しい日本とイタリアだが、最近、イタリアの合計特殊出生率は日本を追い越した。また、日本国内では福井県の少子化抑制の成果が注目されている。少子化問題は国力の維持の視点から論じられがちだが、男女両性の人権問題として、それぞれの国や地域の文化的特徴を考慮しながら、21世紀における少子化抑制への政策を問う。 


主催:21世紀のジェンダー政策と文化研究会・日本ジェンダー学会
助成:(財)サントリー文化財団
日時:2006年12月23日(土) 14時
場所:京都大学文学部社会学共同研究室(文学部新館5階)
    〒606-8501 京都市左京区吉田本町  п@075-753-2739
      
(交通アクセスに関しては http://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map6r_y.htm をご覧下さい)
参加費:無料
連絡先:京都大学文学部社会学研究科伊藤研究室
     日本ジェンダー学会事務局
     657-8501 神戸市灘区六甲台2−1 神戸大学国際協力研究科 香川研究室
             078-803-7125  E−mail kagawa@kobe-u.ac.jp


研究報告


1.日本における少子化問題の現状と課題

  報告1:
福井県の労働と福祉にみるジェンダー問題
        報告者 塚本利幸(福井県立大学助教授)

  
報告2:少子化抑制効果の地域的特質 − 福井県を事例として
        報告者 冨士谷あつ子(元福井県立大学教授、京都生涯教育研究所所長)

2.イタリアにおける少子化問題の現状と課題  

  報告1:
イタリアにおける少子化とジェンダー政策
        報告者 ヴァレンティーナ・ザッピテッリ(在イタリア日本大使館職員)

  
報告2:ファシズム下の人口政策と戦後イタリアにおけるジェンダー政策
        報告者 伊藤公雄(京都大学大学院教授)

  コーディネーター 香川孝三(神戸大学大学院教授)