以下のような方針で,家計簿の入力と結果を分析できる機能をもつアプリを 作成する.またフォームボタンにより扱いやすいような工夫をする.一応の 目安として以下に例を示すが,項目や細かい機能は自由に変更して良い. 最初は簡単なものをつくり,使い込む中で徐々に自分が扱いやすいシステムへ と改良していけばよい.この上級課題は完成品でなはなく,完成品への一歩と 考えて欲しい.
表1 費目テーブル
費目コード |
収支区分 |
費 目 |
1 |
0 |
給与 |
2 |
0 |
利息 |
3 |
0 |
その他の収入 |
10 |
1 |
家賃 |
11 |
1 |
食費 |
12 |
1 |
水道光熱費 |
13 |
1 |
通信費 |
14 |
1 |
学費 |
15 |
1 |
交際費 |
16 |
1 |
医療費 |
17 |
1 |
被服費 |
18 |
1 |
交通費 |
19 |
1 |
ローン返済費 |
20 |
1 |
その他雑費 |
100 |
2 |
前月繰越残高 |
表2 シート名「1月」
日 付 |
費目コード |
収支区分 |
費 目 |
金 額 |
残 高 |
備 考 |
1 月1日 |
100 |
  |
前月繰越残高 |
100,000 |
0 |
  |
1 月2日 |
15 |
  |
交際費 |
20,000 |
  |
  |
1 月4日 |
12 |
  |
水道光熱費 |
28,500 |
  |
  |
  |
  |
  |
  |
  |
  |
  |
  |
  |
  |
  |
  |
  |
  |
注意 水道光熱費などで,その内訳を記録しておきたい場合は,対応する「備考」列のセルを選択し,メニューから挿入→コメント(または右クリックのメニューから「コメントの挿入」)を選んで,コメントしておく.
先につくった月別シートのひな形「1月」に自動入力機能をもたせる.これは,日付に続いて,費目コード(例えば,1)を入力すると,収支区分番号で収入を表す「0」が,費目のところには「給与」という文字が,自動的に記入されるようにすることです.