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トピックス最新ニュース

最新ニュースはこちらから!

Twitter福井県立大学生物資源学部生物資源学科


2022年11月18日
村上特命教授が杉田玄白賞を受賞!記念講演会も開催予定!(食品機能科学分野)

海藻の健康増進効果の解明と製品応用!
村上特命教授が杉田玄白賞を受賞されました。来る12月3日(土)には、小浜市まちの駅旭座にて、受賞記念講演会も予定されています。演題は海藻の健康増進効果の解明と製品応用「 福井県産アカモクを活用した地域活性化の取り組み」です。是非ご参加ください!(食品機能科学分野 )。
小浜市公式サイト 杉田玄白賞受賞者記念講演会のお知らせ

2022年11月16日
村上特任教授が開催した海藻試食会(公開講座)の様子がYoutubeで紹介されています!(食品機能科学分野)

アカモクを使った料理を皆さんも!
 海と日本プロジェクトの一環で公開講座が開催されました。アカモクを使った料理の開発をすすめています。是非ご覧ください。(食品機能科学分野 )。
YouTube

2022年11月11日
濱野吉十教授ら、細菌由来の化合物が動物の細胞膜を透過することを証明!(応用微生物学分野)

細菌由来の化合物が細胞膜を透過、新薬開発に期待!
 濱野吉十教授らの研究チームは、細菌由来の化合物が動物の細胞膜を透過することを実験で証明したと発表しました。この化合物と、医療に使うタンパク質や抗体を結合させることで細胞内部の疾病に薬効を届けられ、バイオ医薬品開発への応用が期待できるとのこと!このニュースは、福井新聞、日刊県民福井で掲載されました(応用微生物学分野 )。
communication biology
福井新聞online
中日新聞Web

2022年11月08日
村上茂特命教授らの共同研究グループ、フノリの健康効果を解明!(食品機能科学分野)

フノリの健康効果を論文発表!
 村上茂特命教授らの共同研究グループは、動物モデルを用いた実験で、フノリの肥満・糖尿病予防効果を解明し、論文発表しました(食品機能科学分野 )。
発表論文はこちらから

2022年10月31日
生物資源学研究科博士前期課程1年の江岸祐夏さん、優秀発表賞を受賞!(環境植物学分野)

本学大学院生が優秀発表賞!
 生物資源学研究科博士前期課程1年の江岸祐夏さんは、第56回根研究集会(九州大学農学部)でポスター発表をし、根研究学会優秀発表賞を受賞しました!(環境植物学分野 )。
根研究学会HP

2022年10月11日
風間教授、創造農学科の篠山准教授らの共同研究を論文発表!(植物遺伝資源学分野)

つぼみをなでるとはたらく遺伝子!?
 西嶋助教、Sanjaya研究員、風間教授は、創造農学科の篠山准教授と共同で、園芸植物のナデシコのつぼみをなでるとはたらく遺伝子を調査し、論文に発表しました(植物遺伝資源学分野 )。
MDPI HP

2022年10月7日
福井県立大学 生物資源学研究科の大学院生である平野羽留さん
国際学会でTravel Awardを授与!(環境植物学分野)

本学大学院生が国際学会で受賞!
 ドイツで開催されたInternational Society for Plant Anaerobiosisの国際学会で、「イネの直播栽培を可能にする冠水発芽に関する研究」について口頭発表し、Travel Awardを授与されました。同学会で、深尾先生もイネの洪水耐性について講演し、高い評価を受けました(植物遺伝資源学分野 )。
International Society for Plant Anaerobiosis Twitter

2022年9月29日
風間教授らの研究グループ
世界的快挙!「性別決定の遺伝子を特定!」(植物遺伝資源学分野)

ヒロハノマンテマの性別決定遺伝子を特定
 風間教授、修士2年の鬼頭萌さん、修士1年の小林壮生さん、Oxford大学のFilatov教授らによる「植物巨大Y染色体からの性決定遺伝子の同定」に関する論文が、進化遺伝学のトップジャーナルMolecular Biology and Evolution誌(IF=16.24)に掲載されました。日刊県民福井誌、中日新聞電子版で紹介されました。(植物遺伝資源学分野 )。
中日新聞Web

2022年9月26日
風間教授らの研究グループ
日本育種学会賞の受賞が決定しました!(植物遺伝資源学分野)

重イオンビームによる育種技術の開発!
 本賞は、日本育種学会員あるいは会員を主体とするグループによる優れた学術的あるいは技術的業績に対して贈られます。授賞式は令和5年3月に日本育種学会令和5年度春季大会にて行われます。(植物遺伝資源学分野 )。
日本育種学会HP

2022年4月4日
深尾教授ら日米共同研究チーム
「水害に強いイネの遺伝子解明」に関する研究成果を論文発表!(環境植物学分野)

イネが洪水などの水害に打ち勝つ耐性遺伝子のメカニズムを解明!
 深尾教授の研究チームが、「水害に強いイネの遺伝子解明」に関する研究成果をthe Plant Journalに発表し、本日の福井新聞朝刊で紹介されました。本研究成果はアフリカなど水害多発地域での食糧安定化に貢献すると期待されます。(環境植物学分野 )。
福井新聞社HP
the Plant Journal HP

2022年4月1日
生物資源学科に新たに池田美穂准教授が着任されました!
(植物遺伝資源学分野)

植物遺伝資源学分野に、新しいメンバーが加わりました!
 池田先生は、埼玉大学大学院 理工学研究科から本学にご着任されました!
植物がみせてくれる不思議!や面白い!現象に魅せられ、これまでも活発にご研究されてきました。これからよろしくお願いします!! (植物遺伝資源学分野 )。

2022年3月30日
仲下英雄教授
2021年度 福井県立大学 教員表彰を受傷されました!

仲下英雄教授、2021年度日本農薬学会 業績賞(研究部門)のご受賞を称えて!
 日本農薬学会は、昭和50年(1975年)に設立された作物保護や農薬をめぐる諸問題を考え研究する人々の団体です。作物保護や農薬をめぐる諸問題を考える学問・技術の発展、即ち農薬科学の発展を通して人類の福祉に貢献し、さらに人口爆発、地球環境などの人類の諸問題の解決に寄与することを目的に活動しています。
歴史ある本学会で、仲下先生のこれまでの研究成果が評価され、栄えある業績賞が授与されました。
受賞課題 「植物生理機能を制御する農薬の作用機構に関する研究」(日本農学学会ホームページ )。
 このご受賞を称え、福井県立大学 教員表彰が授与されました(写真 2021年度 教員表彰儒書式の様子)。

2021年11月2日
塩野准教授ら国際研究チーム
世界で初めて、イネなどの湿生植物が根腐れを防ぐ植物ホルモン特定!

世界で初めて、イネなどの湿生植物が根腐れを防ぐ植物ホルモン特定!
 生物資源学科(環境植物学分野)の塩野克宏准教授が主導したボン大学(ドイツ)、ゲッティンゲン大学(ドイツ)、岡山大学、新潟食糧農業大学の国際共同研究チームが、イネなどの湿生植物が、水の多い湿潤環境への適応に重要な酸素漏出バリアの形成にアブシジン酸が中心的な役割を果たすことを、世界で初めて発見しました。研究成果は2021年11月2日に植物科学分野のトップジャーナルである国際学術誌「New Phytologist」のオンライン版に掲載されました(https://nph.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/nph.17751 )。
 「水」は植物にとって不可欠なものですが、「多すぎる水」が着荷根の呼吸を阻害し生育を妨げます。一方、水田や湿地で育つイネなどの植物は、根からの酸素漏れを防ぐ「酸素漏出バリア」をつくることで、根の先まで酸素を届け、順調に育つことができます。「酸素漏出バリア」は水の多い環境への適応に重要な形質ですが、これまで、その形成メカニズムは分かっていませんでした。
 塩野准教授らは根の組織特異的な遺伝子発現解析と遺伝子発現データベースを駆使することで、アブシジン酸が中心的な役割を果たし、根の細胞壁の状態を変化させ、酸素漏出バリア形成を制御していることを明らかにしました。酸素漏出バリアは湿害耐性の高い植物種だけが持つ機能であり、その機能を湿害の被害を受けやすい畑作物に付与することが望まれます。今回、その形成メカニズムの一端が明らかになったことで、その実現の可能性が高まりました。
 この研究成果の発表は、NHK福井県のニュース、福井新聞、日刊福井、中日新聞に加えて、朝日新聞デジタル、YAHOO!ニュースなど様々なメデイアで紹介していただきました。
 

2021年10月20日
村上特命教授と鷹巣中学校との共同研究に関する成果発表

ヒトにおける海藻「アカモク」の健康増進効果が判明
~鷹巣中学校の生徒と共同で発表をしました~
福井県立大学では、自治体・企業等、地域の様々なセクターと連携して研究活動に取り組んでいます。
 本学生物資源学部の村上茂特命教授は、福井で邪魔者として駆除・廃棄されている海藻の「アカモク」に注目し、その活用を進めています。これまでに、培養細胞や動物モデルを用い、アカモクの肥満や糖尿病などの生活習慣病予防効果を明らかにし、成果は論文投稿(Nutrients, 2021)や記者発表(2020年1月)にて公表してきましたが、ヒトへの健康増進効果については検証されていませんでした。
 そこで、福井市鷹巣中学校と共同で、地元で採れるアカモクの調査やヒトでの健康効果の解明を通して食育活動を進め、アカモクのヒトへの健康増進効果を確認することが出来たため、10月19日(火曜日)に記者発表を行いました。
 当日は、村上茂特命教授が研究全体や今後の展望、 鷹巣中学校の生徒14名が、実際に行った検証(鷹巣小中の生徒や保護者がアカモクを摂取し、摂取前後の尿検査を比較により、塩分吸収を抑制された結果等)を発表しました。
 なお、本研究は、NPO法人・世界健康フロンティア研究会の「モナリザ賞」を受賞しており、本年12月に開催される世界健康フォーラム(ユネスコ、厚生労働省後援)にて、生徒が成果を発表する予定です。
 大学HPでも紹介しています https://www.fpu.ac.jp/news/d154129.html

2021年9月10日
フノリを利用した新たな文化財修復材料の開発・商品化に成功

フノリを利用した新たな文化財修復材料の開発・商品化に成功
本学生物資源学部の村上茂特命教授は、海藻「フノリ」に着目し、その効果を研究するとともに新たな活用方法について、福井市で100年以上フノリの製造販売を手掛ける大脇萬蔵商店と共同で進めています。 フノリは天然の文化財修復材料(主に文書、絵画、壁画用)として使用されていますが、規格が無く、仕様にばらつきがありました。フノリの文化財修復材料は有色のため、限りなく無色の修復材料が求められる海外では販売が難しいという課題ありましたが、薬品を使用しない無色透明なフノリの文化財修復材料の開発に取り組み、規格を定めることで、一定の基準を満たした新しい文化財修復材料の商品化に成功しました。既に、この修復材料は海外の有名美術館からも引き合いがあり、今後は国内外に販路を拡大していく予定です。
http://www.fpu.ac.jp/news/d154074.html

2021年5月4日
深尾准教授が主導する国際研究チーム
(福井新聞、中日新聞、日刊県民福井)

洪水と干ばつの両方の耐性を制御する遺伝子群をダイズで発見
 生物資源学科の深尾准教授は、米国イリノイ大学、同バージニア工科大学、同ビッツバーグ大学との国際共同研究で、洪水と干ばつの両方の耐性を制御する遺伝子群をダイズで発見しました。
 ダイズは世界の最重要作物のひとつですが、洪水にも干ばつにも弱いため、近年の気候変動の影響で減収に苦しむ地域が多くなっています。洪水と干ばつは、同時に発生することはありませんが、洪水が起こった翌年に同じ地域で干ばつが起こる場合もあり、洪水と干ばつの両方の耐性をもつダイズ品種の開発が望まれています。
 深尾准教授が主導する国際研究チームは、スーパーコンピューターを用いた最新の遺伝子解析技術を用いて、洪水と干ばつの両方で稼働するダイズ遺伝子を解析することにより、どちらの自然災害にも対応できる抵抗性遺伝子群を特定しました。本研究の成果により、ダイズの持続的生産を脅かす二大災害である「洪水と干ばつ」の両方に適応できる新品種の開発が可能となります。
 この研究成果は、植物科学系の主要誌「The Plant Journal」に掲載され、福井新聞(5月14日)、中日新聞(5月4日)、日刊県民福井(5月4日) で報道されました。
http://www.fpu.ac.jp/biotech/topics/news/d154171.html

2020年2月20日
福井県立大学初!大学発ベンチャー企業を設立

大学発ベンチャー企業「マイクローブケム合同会社」が設立されました
 本学では、2月20日(金曜日)、生物資源学部の濱野教授、丸山准教授が立ち上げた新会社「マイクローブケム合同会社」を福井県立大学発ベンチャー企業の第1号企業として認定し、同日認定式および記者説明会を開催しました。
 マイクローブケム社は、濱野教授と丸山准教授が開発・研究している微生物利用技術について、バイオ・医薬分野や化学分野での事業化を目指すため、東京に本社を置く化学品の企画開発・販売会社「日本材料技研株式会社」の協力の下設立したもので、社名は微生物を意味する「microbe」と、化学を意味する「chem」を由来としています。企業経営のノウハウを有する日本材料技研株式会社の社員でもある 坂本 祥宏 氏を代表社員とし、濱野教授を最高技術責任者、丸山准教授を技術顧問とする、従業員3名の会社です。
 同社が事業化を目指すのは、土壌に生息する微生物から生成される天然由来のポリアミド化合物「ポリリジン」の多分野展開です。天然由来のポリリジンは生体適合性や環境への親和性が高く、医療分野やバイオプラスチックなど機能性素材分野等での展開が期待される物質でしたが、これまで技術的な課題により実現していませんでした。濱野教授と丸山准教授は、新たにポリリジンを様々な分野で応用する技術について研究を進めており、この取り組みに賛同いただいた日本材料技研株式会社から資金面、企業経営のノウハウ面でご支援いただき、今回、新会社の設立が実現しました。
 認定式では、本学の山田理事長が坂本代表に対して本学発ベンチャー企業であることを認定する認定証を授与し、「本学発ベンチャー企業の先駆けとして、県立大学の研究成果を幅広い分野で活用していって欲しい」と挨拶。認定証を受け取った坂本代表も「期待に応えられるようにがんばりたい」と今後の抱負を述べました。
http://www.fpu.ac.jp/news/d153401.html