SAMPLE SITE

SAMPLE SITE

活躍する学生達

PICK UP CLASS


世界で1つだけの花を創る

遺伝資源学分野(植物資源学研究領域)風間 裕介 教授
  重イオンビームという特殊な放射線を植物に照射して突然変異を誘発し、新しい色や形の花をつける「世界で1つだけの花」を作り出しています。高性能の人工気象器を用いて1年中同じ条件で植物を栽培できるため、突然変異体のわずかな色や形の違いも見出すことができます。世界で1つだけの花は、それ自体が新品種の候補になるだけでなく、花の色や形を決める遺伝子を調べる研究にも役立ちます。

微生物を活用したものづくりに挑む

応用微生物学分野(分子機能科学領域) 濱野 吉十 教授
  微生物は、紀元前の古来より人類と深く関わってきました。しかし、微生物が学問体系として成立したのは近代になってから。生化学や分子生物学の礎となるだけでなく、バイオテクノロジーの中核を担ってきた微生物学。学生達はその幅広い知識を体系的に学び、微生物を活用したものづくりに挑んでいます。地球上の様々な課題を微生物機能で解決したい。それが我々の目標です。

酵素の力で新しいライフスタイルを

タンパク質科学分野(応用生化学研究領域) 日竎 隆雄 教授
  本研究室では、食品・医薬・化成品など様々な産業分野で利用される酵素の分子構造解析や機能改変について研究しています。例えば、牛乳の酵素凝固を低温化することで、植物乳酸菌で発酵可能な、機能性食品として期待される新しいチーズを生産者と共同開発しています。また、微生物バイオフィルムの生産や分解に関わる酵素の研究は、環境に優しい生分解性プラスチックや廃水処理など、新たな生活様式に適した材の開発へとつながります。

在学生の声


充実した設備と学修環境でアットホームに楽しく学べる!

機能食品学分野(分子機能科学領域) 坪谷 香菜絵 さん(福井県立藤島高等学校 出身)
  もともと地元での進学希望で、県大の生物資源学科で行われている人の健康に役立つ研究に興味を惹かれ、県大を選びました。また、教員1人あたりの学生数が約2人という少人数教育に惹かれたというのもあります。
 今は機能食品学研究室で、認知症をはじめとした神経変性疾患の予防についての研究を行っており、卒業後は大学院に進学してさらに研究を深めていく予定です。将来についてはまだ漠然としていますが、研究を活かして人の病気の予防に役立つことがしたいと思っています。
 生物資源学科は学年あたりの人数が少なく、学年ごとに担任の先生がいるので、手厚い指導を受けることができ、相談しやすい環境があります。私も、進路について親身に相談にのっていただきました。また設備も充実していて、少人数制のおかげでみんなが実験器具に触れることができるので、深い学びを得られることも魅力です。
 大学周辺も落ち着いた雰囲気でのびのびと楽しい大学生活を送ることができます。同じ学科の同級生は高校のクラスメイトのようで、アットホームな雰囲気で毎日が楽しいですよ。ぜひ一緒に楽しく学びましょう!