学科の概要


< 教育の特徴 >

海洋生物資源の応用科学教育
 生物学、化学、物理学、経済学の4つの科学の視点から海洋生物資源について学び、全ての科目を習得すれば、海洋生物資源の環境、魚介類の生物生産、生物生産されたものの食品への加工、食品の流通まで、一連の海洋生物生産の全過程について科学的知識を得ることができます。
応用科学の実践 ・ 科学的思考訓練 ・ プレゼンテーション
 3年次生の後期に各研究室に分属し、4年次生になると、卒業論文の研究が始まります。海洋の生物資源を材料として、科学的な思考方法を身につけるだけでなく、実験や調査を行って科学を実践し、それを卒業論文の形にまとめるとともに、まとめたものを教員や学生の前で発表します。このことにより、科学の実践とその表現方法を学ぶことができます。
きめの細かい少人数教育
 1学年40数名に対して20数名の教員が教育にあたっています。きめの細かい少人数教育を受けることができます。
高校教育と大学教育との連携
 県内高校生に対する学部説明会、オープンキャンパス・オープンキャンパスジュニアなどのほか、毎年嶺南地域の高校の教員との懇談会を持って、大学でのカリキュラムに反映させるなど、高校と大学との教育の連携を図っています。
臨海研究センターにおける教育
 2003年3月に海洋生物資源臨海研究センターが小浜湾に面して開設され、臨海実習、実験実習、卒業論文研究、修士論文・博士論文研究を活発に行っています。
大学院教育との連携
 卒業論文研究を発展させ、より高度な海洋生物資源についての応用科学を実践し、大学院において修士論文や博士論文研究を完成させることができます。

論文制作のための
少人数による演習



フィールドワークの一つ
としての乗船実習
<追記 > 以上は、廣石伸互、学科・研究科主任による「小浜キャンパスの海洋生物資源学科および海洋生物資源学専攻の活動について」、2004.7.21を加筆修正して制作しました。


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