福井経済の特性・特質
北陸地方の住宅事情は3県とも良好である。持家比率、一戸建て住宅比率も良好である。加えて住宅の延べ面積もトップクラスにある。
もともと世帯人員が多いのに加えて、豪雪地帯ということもあり、住宅内に冬季の作業スペースを確保するための土間や資材置き場としての中2階を設置していた歴史があり、これが居住スペースに転用されていったと 考えられる。
県民性として一戸建て住宅への執着心は、現在も旺盛である。 但し、高齢化の進展、コンパクトシティが叫ばれる中、どう変化していくかは注目である。
指 標
単位
指標値
全国平均
順位
年度
持ち家比率
(対居住世帯あり住宅数)
%
61.2
76.1
3
2003
一戸建住宅比率
(対居住世帯あり住宅数)
%
56.5
77.5
6
2003
持ち家住宅の延べ面積
(1住宅当たり)
u
123.9
173.7
2
2003
借家住宅の延べ面積
(1住宅当たり)
u
46.3
56.0
2
2003
持ち家住宅の畳数
(1住宅当たり)
畳
41.57
52.14
4
2003
借家住宅の畳数
(1住宅当たり)
畳
17.86
20.03
6
2003
居住室数
(1住宅当たり)
室
5.92
7.27
2
2003
居住室数
(1住宅当たり)
室
2.85
3.09
16
2003
以下の事項でさらに検討してみよう
共働き、同居世帯の多さ
信仰(真宗王国)に厚く、仏間の設置など
世帯の所得水準