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最近の論稿
*ここでは最近、発表した論稿の一部を紹介します。
一部の論稿は、既存文献の誤りや論争点について回答を与えるものとなって いるものもあります。これらの問題点について関心のある方は、、特別に注記していない場合もありますので、既存の機業史、産業史、土木史の文献や論点を併読して下さい
 

(平成23年2月)
『戦前期福井の起業家・伊藤仁作』

○今、地域に求められている「創業・起業」
○明治、大正期において、電力事業や電機資材販売に従事し、初期の県内外の発電所工事を担い、戦前期には化学工業分野に進出、また福井県企業の海外進出の嚆矢ともいうべき電力業での朝鮮進出を果たし、県外では鉄道経営に従事するなど多彩な事績を残した起業家伊藤仁作
○その起業の全容を解明する
○シリーズ「人物・福井産業史(起業家編)」の第1冊
○内容はここをクリック

(平成22年11月)

「房総半島にあった鉄道・南総鉄道」

○千葉県の房総半島の中央にあたる茂原市から長生郡長南町を繋いでいた南総鉄道。この鉄道の開業には、多くの人が情熱を傾けながらも運行期間は8年という短命に終わった。しかしこの鉄道は前身として人車軌道や、千葉の鉄道連隊が軌道敷設に関わった点から、今も関心が高い。
○しかし、その開業までの道程と開業後の経営の実態は、これまで殆ど解明されていなかった。開業と経営に福井県人が深く関わったことも全く知られていない。
○未解明であった南総鉄道の開業経過を紹介する。
○内容はここをクリック


(平成20年8月)
「戦前期における福井県企業の海外市場アプローチ」

○福井県は、北陸3県の中でも企業の国際化、中小企業の海外進出がすすんでいる。その背景には福井経済人の「進取の精神」がある。
○輸出羽二重、その後の人絹織物で世界市場に名を馳せた福井であるが、先行した両毛地域(桐生・足利)を凌駕する背景として、海外市場動向調査など主体的アプローチなども見逃すことのできない要因である 。また、これまで略歴が不明であった明治・大正期の関係者についても その一部紹介している。
○内容はここをクリック  誤字訂正

(平成18年1月)
「福井に羽二重織りを教授した明治の偉才 高力直寛」

○日本機業史に名を残すとともに、本県近代史にとっても特別の位置にある高力直寛。
○本稿は、 現在とりまとめ中の『染織史』の高力直寛の章を、一般向けに注釈を省き、文体も改めたもので す。
 内容面では『桐生織物史』をはじめ既存産業史関連の文献資料の間違いを訂正するとともに、これまで紹介されたことのない、松嶺時代や、東京高等工業学校時代の事績、晩年についても触れている。 
○内容は次をクリック その1 その2 その3

(平成19年6月)
「国道8号の源流 春日野道」

○明治から昭40年代まで本県の交通、物流を支えた大動脈旧国道8号(春日野道)、今なお山中や各地に少なくない遺構を残しており、それらは近代化遺産として貴重なものである。
○本稿は 、現在とりまとめ中の『「物流・交通史』の春日野道の章を、一般向けに現地ルポ風に改稿したものです。
  物流史に占める位置を明確にするとともに、本県最古の隧道とされる阿曽隧道や金ヶ崎隧道の竣工時期について福井県、敦賀市、国土交通省の出版物 、公表資料に記載された年月について、土木学会や一部の研究者から疑問が提出されており、これらに対して着工日時や事故記録の紹介、貫通日を特定し、 誤りを正す内容となっている。
○内容は次をクリック その1 その2 その3
    以下順次掲載

過去の調査研究
*ここでは20世紀の最後の数年間、21世紀に向けて本県が取り組むべき課題や方向について検討した調査研究報告書の一部を紹介します。
 これらは商工会議所の研究会として設置されたもので、研究会の委員の意見を参考にしながら、事務局責任者として私が報告書の執筆、校訂にあたったものです。
 内容的には、すでに実現してしまったものや過去のものとなった論点もありますが、いまでも参考になる部分が少しはあるのではないかと思います。
  個人的に印象に残る数点の報告書について、結論(提言)部分のみ紹介します。
 

(平成11年3月)


『関西連携強化推進報告書』
〜関西連携による本県活性化に向けて〜

研究の結論(提言)部分はここ


(平成7年3月)

『福井県のあらたな広域観光創生のために』
〜広域観光に関する提言〜

研究の結論(提言)部分はここ


(平成7年7月)
『国際化時代の貿易・物流基地をめざして』
〜敦賀港活性化のための提言〜

研究の結論(提言)部分はここ


(平成8年7月)
『地方における公共交通の在り方』

研究の結論(提言)部分はここ

 


(平成8年9月)
『日本海国土軸の形成に向けて』
〜福井県の役割とプロジェクトの提言〜

研究の結論(提言)部分はここ


(平成5年7月)
『都心地区の地下利用について』
 

研究の結論(提言)部分はここ

 


(平成6年3月)

『関西国際空港に開港に向けて』

研究の結論(提言)部分はここ

 

  その他印象に残る提案・提言
 

足羽山歴史ゾーン(愛宕坂一帯)の整備に関する要望
(平成7年2月)

城下町福井が薫るまちづくりへの提案
(平成8年7月)
 

 

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