福井県立大学(Fukui Prefectual University)平成22年度[前期]オープンカレッジ(公開講座)のご案内

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教養・国際関連

教養特別講義
匠と現代
〜環境の世紀を生きる匠たち〜

この講座の詳細
担当教員
  • 杉村和彦 学術教養センター教授
日程 5月6日(木曜日)、6月10日(木曜日)、6月17日(木曜日)、7月15日(木曜日) <全4回>
時間 16時20分〜17時50分
場所 福井キャンパス 共通講義棟
※共通講義棟での開催教室は当日掲示にてお知らせいたします。
対象 一般
定員 100名
備考 事前申込不要

講義内容

 現代は環境の世紀といわれる。その中に新しい世界を作りだそうとする様々な匠たちがいる。マニュアル化された世界の中で、モノとヒトとが等身大で関わるもう一つの世界の可能性を匠自身の語りの中から学ぶ。

第1回 「和紙の国宝の世界」 5月6日(木)
岩野市兵衛(人間国宝 越前和紙)
第2回 「匠の文化論―フランスと日本」 6月10日(木)
マルク・アンベール(レンヌ第一大学教授、日仏会館研究センター所長)
【講義概要】
職人の手仕事は、伝統社会の暮らしに根ざしています。日本の近代化は、生活様式の西欧化と平行し、服装や家屋の内も外も様変わりして、早、一世紀半になります。そんな日本へ来て半年、フランスから持ち込まれた古家具を修理しようと、日曜大工に手をつけました。ところが、東京の専門店で見つけた工具は、やわで役立ちません。伝統と切り離された技は、それを支える知識や経験なしには育たないのです。洋の真似ではなく、和の伝統に、洋を取り込む道はないのでしょうか。
【客員教授プロフィール】
氏名:マルク・アンベール(62歳)
現職:レンヌ第一大学教授、日仏会館研究センター所長
略歴:平成元年 フランス国レンヌ第一大学特任教授
業績:平成16年 「経済支配から友愛へ−パラダイムの変化」
    平成17年 「非功利主義的、自由主義的規範に基づく経済活動」
    平成17年 「日本的経営モデルの中国への適応可能性について」
第3回 「自然エネルギーを創る」 6月17日(木)
牛山泉(足利工業大学学長)
第4回 「自然エネルギーと匠」 7月15日(木)
牛山泉(足利工業大学学長)

連絡先

福井キャンパス
電話:0776-61-6000(代表) 内線 1019
ファクシミリ:0776-61-6012
小浜キャンパス
電話:0770-52-6300
ファクシミリ:0770-52-6003

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