福井県立大学 小浜キャンパス
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「研究すること」は「教育すること」とともに大学の教員の最重要で基本的な活動です。研究を続けることによって学会などで社会的な評価を得るばかりでなく、高度な教育水準を維持することができます。また地域社会と交流する中で、研究を通じて社会に貢献することができます。研究は研究者個人のためだけではなくて、教育活動や交流活動にも生かされるべきものといえるでしょう。

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教員の研究テーマ
当研究室の教員の主要な研究テーマは、日本海の水産業と臨海地域の振興、食品の流通と関連産業、漁業管理及び国際的な漁業の研究などです。
(1) 日本海の水産業と臨海地域の振興
日本海の漁業の中で最重要な漁業種類であり、かつズワイガニなどの地域特産物を漁獲している底曳き網漁業を中心に研究を進めています。また、水産業のみならず加工業や流通業・観光を含めた臨海地域全体の振興についても重要課題としています。

セリ風景 小浜の市場で
(2) 食品の流通と関連産業
農林水産物とその加工品など、食品全体の流通と関連産業について研究しています。卸売市場や市場外の流通、加工会社の経営分析、食料品をめぐる国際貿易なども課題になっています。これらの研究により農山漁村及び臨海都市地域の振興に寄与したいと考えています。
(3) 漁業管理および海外の水産業
漁業資源を有効に活用するためには適切な漁獲量を維持することが必要であり、その漁業管理は世界共通の課題となっています。研究室では日本海のズワイガニの漁業管理やカナダの漁業管理の研究を進め、国際的な視点からも研究を進めています。

カナダのエビ・カニ漁船


Quiz 学科のトップページにもある4枚組みの写真、何の写真だと思いますか?
実は4枚の写真には共通点があるのです。左上は越前ガニとそれを表示する黄色のタグ、左下は北海道の稚内港に入港したロシアのカニ漁船、右上は越前ガニを漁獲している三国の沖合底曳き船、右下はズワイガニを漁獲するカナダのカニ漁船です。共通点はズワイガニであり、ロシアやカナダのカニも北陸の市場に運ばれて、越前ガニと並んで販売されています。この「グローバルな競争相手」と区別するために福井県で開発されたのが黄色の産地表示タグです。



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お問い合わせ先
 水産経営学研究室
福井県立大学 海洋生物資源学部 海洋生物資源学科
 所在地 : 〒917-0003 小浜市学園町1−1
 TEL : 0770-52-6300 (代表)  FAX : 0770-52-7411(直)