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地域経済研究所 メールマガジンバックナンバー Vol.17
Fukui Prefectural University
〓〓〓〓〓地域経済研究所 eメールマガジン〓〓〓〓〓
VOL.1 7 / 2 0 0 6. 8 .30 (WEN) 発行
地域経済研究所eメールマガジン No.17============== □■目次■□ ▽特集 自治体「倒産」の時代 ▽研究所ニュース ▽お知らせ ▽編集後記 ------------------------------------------------------ ▽特集 自治体「倒産」の時代 かつて炭鉱で栄えた北海道夕張市が、巨額の負債のため財政再建団体の 申請をおこなった。財政再建団体への転落は1992年の福岡県川田郡旧赤池 町(現川田郡福智町)以来だという。自治体の財政再建団体への転落は民 間企業でいえば倒産にあたる。そのため、多くのマスメディアは自治体の 倒産として大々的に取り上げ、多くの注目を集めている。また、夕張市以 外にも「倒産」寸前という自治体は数多く存在している。そこで今回は北 海道夕張市の問題について取り上げ、現在日本の地方工業都市が抱えてい る問題の一端を考えることにしたい。 …続きはこちらへhttp://www.s.fpu.ac.jp/mailmgz/fukk/n17_sp1.html (客員研究員 さかき) ------------------------------------------------------ ▽研究所ニュース ■予定■ 1. 9月13日(水)午後1時30分から第4回地域経済研究フォーラムを開催い たします。講師は本学南保勝助教授で「福井県経済の現状と、今後求めら れる地域づくり戦略」をテーマとして報告をしていただく予定です。 会場は本学交流センター3階多目的ホールを予定しております。 参加を希望される方はメール;keiken@fpu.ac.jpで申し込まれるか、紙面 の案内状に必要事項をご記入の上、Fax;0776-61-6017までお送りください ますようお願いいたします。 地域づくりに関心のある方の参加をお待ちしております。 ------------------------------------------------------- ▽ お知らせ 1.「ふくい元気企業フェア2006」開催 「アイデアをカタチに」をテーマに、新たな製品やパートナーとの出会 いの場を提供する「ふくい元気企業フェア」は、県内の元気企業を応援 するイベントです。このフェアでは、多数の元気企業の展示出展に加え、 健康・長寿に関連したものや企業間など連携テーマした展示・イベント も多数開催します。関心のある方は、下記の問い合わせ先までご連絡く ださい。 ●開催期間:平成18年9月7日(木)〜8日(金) 10:00〜17:00 (7日は開会式のため9:30) ●会 場:福井県産業情報センター (坂井市丸岡町熊堂3−7−1−16) ●開催概要 <基調講演>(7日(木)) 「自らのビジョンを貫く信念の経営術『ホンモノの価値』のつかみ方」 講師: マネックス証券(株)代表取締役社長CEO 松本 大氏 *その他、女性企業家、創業・経営革新、IT、技術、デザイン、 人材育成等に関連する講演・セミナーを開催。 <商品展示ブース> 50小間 77社 <夜話会> 夜話会2回 <販売計画磨きなおし隊> 県外への販路拡大を図るため販売計画のブラッシュアップをした い企業を対象に、商品の評価やターゲットの絞込み等について、 専門家等の『磨きなおし隊』から助言を受けられる機会を提供。 ●講演会・セミナーお申込・お問合せ先 (財)ふくい産業支援センター 経営革新・コンサルG TEL:0776-67-7424 FAX:0776-67-7429 E-Mail:kakushin-g@fisc.jp 2.7月末日をもって本研究所事務の山端正美さんが辞められ、後任として 8月1日から野端みかるさんが就任いたしました。フォーラム等で皆様のお 目にかかることがあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 また短い間でしたが山端さん、どうもご苦労様でした。この場を借りて感 謝申し上げます。 ------------------------------------------------------- ▽編集後記 先日、大分県の中山間地域にある安心院(あじむ)の農村民泊を体験した。 グリーンツーリズムでは日本で最も有名な町である。宿泊先のオーナーで あるSさんは、神奈川から移住してきた一家である。神奈川でも農業を営 んでいたそうだ。ハーブや地の食材を使った心づくしの料理やSさん一家 との会話は、気の置けない親戚の家に泊まりにきたようであった。ホテル のような設備はなく、なんの変哲もない農村民泊が、なぜ今これほど人気 があるのか。それは、農村民泊にたずさわる人々がみな安心院に住む誇り を持ち、素朴であっても「もてなし」の心があるからではないだろか。農 業環境の厳しさによる「農業だけでは生きていけないのでは」という危機 感から、安心院のグリーンツーリズムは出発したという。 リクルートの旅行調査(8月19日付日経)では「魅力的な宿泊施設が多い」 の第1位は安心院のある大分県である。ちなみに「おいしい食べ物が多か った」のは福井県が第1位。自然に恵まれた福井県はこの武器をどう活か すかが問われている。 (研究所・おがわ) ============================= 地域経済研究所メールマガジン 編集長;地域経済研究所長 中山義壽 発 行;福井県立大学地域経済研究所(0776-61-6000 内線6202) ホームページ;http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/index.html 事務アドレス;keiken@fpu.ac.jp