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地域経済研究所 メールマガジン vol.25

Fukui Prefectural University

〓〓〓〓〓地域経済研究所 eメールマガジン〓〓〓〓〓

VOL.25 / 2 0 0 7. 4 .26 (THU) 発行

地域経済研究所eメールマガジン No.25===============
 
□■目次■□

▽コラム 「広がる地域間格差と中小企業」

▽研究所ニュース

▽編集後記

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▽コラム 広がる地域間格差と中小企業

 内閣府が 4月16日公表した月例経済報告によると国内景気は「生産の一
部に弱さがみられるものの、回復している」とし、2002年 1月をボトムに
始まった戦後最長の景気拡張局面がいまだ続いていることを裏付ける結果
となっている。

…続きはこちらへhttp://www.s.fpu.ac.jp/fukk/mailmgz/n25_sp1.html

                 (地域経済研究所准教授 南保 勝)

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▽研究所ニュース

■お知らせ■

1. 平成19年度 福井県立大学 特別企画講座開講のお知らせ

  福井県立大学では今年度も特別企画講座を開講いたします。
講座はちょうど10講座となります。興味関心のある講座を選び、ぜひお申
込下さい。もちろん複数講座の受講もお受付しております。受講は全て無
料です。
 現在、企業関係者の方々の関心が大変高い「企業の社会的責任」をテー
マにした今回の特別企画講座。ぜひ、メルマガ購読の皆様も福井県立大学
に足をお運び下さい。お待ちしております。

  テーマ :  □■「企業の社会的責任と地域社会」□■
  開講日時: 平成19年4月27日(金曜日〜7月20日(金曜日)
 開講場所: 福井県立大学福井キャンパス 共通講義棟
 講座数 : 第1回〜第7回まで 全10講座
 受講料 : 無料
 申込先 : 福井県立大学 研究推進課 研究推進グループ
       ・電 話 0776-61-6000(代)内線1016・1017
       ・e-mail  openfpu(後ろに@fpu.ac.jpとつけてください)


 …続きはこちらへhttp://www.fpu.ac.jp/100oshirase/special1.html


2.研究所では、新年度より井上武史助教を新しいメンバーに迎えました。
  簡単な紹介をさせて頂きます。

  ■井上 武史(いのうえ たけし)助教

  ■専門分野 都市政策論、地方財政論

  ■研究課題 

 都市政策論では、最近「都市の再生」に関する議論が活発になっていま
す。都市は産業構造の変化により、活力が大きく左右されてきました。
高度成長期の重厚長大型産業から、オイルショックを経て脱工業化時代を
迎えた現在、都市は新たな活力をどう創出していくかが問われています。
それは産業面に限らず、「都市とは何か」という根本的な問いにまで深ま
っている状況です。しかし、議論されている都市再生の手法に関しては、
どうしても盛衰の著しい大都市が想定されているように思います。そこで
議論の現状を見ながら、福井という地域特性を踏まえた再生にどう結びつ
けていくべきかについて研究しています。
 地方財政については現在、重要な制度転換期を迎えています。地方分権
の第 2期改革として、三位一体改革からの流れです。こうした研究は多方
面で行われていますが、一方で福井にはエネルギー産業の立地などが地方
財政を支える特性もあります。こうした福井特有の事情も含め、地方財政
運営のあるべき姿を、現実に即した研究から明らかにしたいと考えていま
す。また、福井の現状は財政・租税理論にも大きな影響を与えうる、と考
えておりますので、理論的な考察も併せて行いたいと考えております。

 なお、私は敦賀市職員、敦賀市民として自分なりに地域貢献をしてきま
したが、今後は福井県全体の視点に立ち、さらに力を尽くしたいと考えて
おります。多くの方とコミュニケーションをとりたいと思いますので、お
気軽にメール等をお寄せいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いし
ます。

■報告■

  4月25日(水)午後 1時30分より、平成19年度第1回地域経済研究フォーラ
ムが開催されました。講師に日本銀行福井事務所の所長 田村哲氏を迎え、
「最近の国内金融・経済情勢」のご報告をいただきました。
最新のデータに基づいたレジメをもとに、ユーモアを交えた大変わかりや
すいご報告をいただき、あっという間の 2時間となりました。最後には福
井に来られて10ヶ月の田村所長から、福井の印象などをお話し頂きました。
今回の参加者は44名。大変盛り上がったフォーラムとなりました。

■予定■ 

  5月30日(水)午後 1時30分から第2回地域経済研究フォーラムを開催い
たします。講師は本研究所 小川雅人准教授で、「まちづくりの新たな商
業核を考える―福井におけるライフスタイルセンターの可能性を探る―」
をテーマとして報告をしていただく予定です。
  会場は福井県立大学 交流センター3階 多目的ホールです。
参加を希望される方は、地域経済研究所ホームページの「イベント・シン
ポジウム」http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/symposium/index.htmlから申し
込まれるか、または後日お送り致します、案内状の申込用紙に必要事項を
ご記入いただきFax;0776-61-6017 までお送りくださいますようお願いい
たします。
まちづくりに興味関心のある方はぜひご参加下さい。お待ちしております。

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▽編集後記

 新年度を迎えてもまだ肌寒い日が続いている。その分桜が長く楽しめた
が、この冬の異常気象で改めて地球環境が心配になった。環境問題の重要
さは意識しつつも、日常生活に切実な緊迫感が持てないのは私だけだろう
か。しかし、近年、日常生活においても、ぜひ意識しておいて欲しいこと
が起きている。例えば、飼料価格が高騰し農畜産物の価格も値上げが必至
の状況であるという。自動車燃料に使うバイオエタノールの原材料にトウ
モロコシが使われているのもその一つの要因であろう。廃食油の再利用や
菜の花を使う燃料化などのバイオ燃料開発は各地で見られるようになって
きた。しかし、まだまだ環境問題に大きく貢献できるようにはなっていな
い。最も大事なのは企業や団体の活動だけでなく、市民などの生活に環境
意識を徹底することだろう。新年度に当たり改めて意識していきたい課題
である。
 
                         (研究所 おがわ)

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地域経済研究所メールマガジン

編集長;地域経済研究所長 中山義壽
発 行;福井県立大学地域経済研究所(0776-61-6000 内線6202)
ホームページ;http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/index.html
事務アドレス;keiken(後ろに@fpu.ac.jpといれてください)

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