メールマガジン
地域経済研究所 メールマガジン vol.31
Fukui Prefectural University
〓〓〓〓〓地域経済研究所 eメールマガジン〓〓〓〓〓
VOL.31 / 2 0 0 7. 11 .1 (THU) 発行 地域経済研究所eメールマガジン 31=============== 目次 ▽コラム 「雪の日の思い出」 ▽研究所ニュース 〜第6回地域経済研究フォーラムin小浜のご報告〜 ▽日本財務管理学会開催のお知らせ ▽編集後記 ------------------------------------------------------------------ ▽コラム 「雪の日の思い出」 昨年より兼担教員となっております桑原美香と申します。宜しくお願い いたします。間もなく福井で 3度目の冬を迎えようとしておりますが、長 いこと瀬戸内気候で育ってきたため、初年度の豪雪には驚かされました。 多分、これまでの人生で経験した総降雪量と H17年度に福井で経験した降 雪量とが等しいのではないかと思っております。 …続きはこちらへ http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/mailmgz/n31_sp1.html (経済学部経営学科講師 桑原 美香) ------------------------------------------------------------------ ▽研究所ニュース ■報告■ 1. 10月30日(火)第 6回地域経済研究フォーラムが開催されました。今 回のフォーラムは初めて嶺南エリアの小浜キャンパスで開催するととも に、シンポジウムとして規模を拡大いたしました。「若狭地域における 今後の地域づくり戦略」をテーマに、デザイン文化科学研究所の坂田守 正所長(当研究所客員研究員)の基調講演に続き、パネルディスカッシ ョンでは田村均氏(有限会社田村長代表取締役)、河嶋央氏(株式会社 若狭塗センター専務取締役)、そして当研究所の中山義壽所長、生物資 源学部の加藤辰夫教授をパネリストに迎えました。シンポジウムでは、 これからの地域づくり戦略のキーワードとして「ホスピタリティ」を提 示するとともに、それぞれの経験や取り組みなどが紹介されました。嶺 南地域を中心に約70名の参加があり、非常に盛大なフォーラムとなりま した。 ■予定■ 1. 12月4日(火)午後1時30分から第 7回地域経済研究フォーラムを開催 いたします。講師は蒲ム不動産鑑定所 鑑定士 林逸男氏で、「最近の 県内不動産情勢」をテーマに報告をしていただく予定です。会場は福井 県立大学交流センター3階 多目的ホールです。 参加を希望される方は、地域経済研究所ホームページの「イベント・シ ンポジウム」http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/symposium/index.htmlから 申し込まれるか、または後日お送りいたします、案内状の申込用紙に必 要事項をご記入いただき FAX;0776-61-6017までお送りくださいますよ うお願いいたします。興味関心のある方はぜひご参加ください。 ■お知らせ■ 1.本研究所の岩瀬泰弘准教授が著書を発刊されましたのでお知らせいたし ます。 □■「企業価値創造の保険経営」千倉書房(平成19年10月20日刊)■□ →詳しくは千倉書房ホームページをご覧下さいませ。 http://www.chikura.co.jp/book/0892.htm ▽日本財務管理学会開催のお知らせ 11月3日(土) 「日本財務管理学会 第25回秋季全国大会」が開催さ れます。午前は自由論題報告、午後は統一論題『証券資本と財務管理』 による報告会が行われます。午前の部におきましては、11:20より本研 究所南保勝准教授が報告されます。興味関心のある方のご参加をお待ち しております。 ・日 時 : 平成19年11月3日(土)10:00〜16:45 ・場 所 : 福井県立大学 松岡キャンパス 共通講義棟 ・受 付 : 共通講義棟1階 L107教室前(9:30〜) ■午前の部 : 共通講義棟2階 (10:00〜12:00) ○第1会場 共通講義棟2階 L209教室 第1報告 「地域システムとしての人材育成ネットワーキングの創造」 〜マサチューセッツ大学ローウエル校の事例研究〜 報告者 清 剛治 (弘前大学院生) 第2報告 「日本におけるSRI(社会的責任)の動向と限界」 報告者 荒木 真貴子(創価大学院生) 第3報告 「多角化企業の経営指標〜セグメント情報に基づく分析〜」 報告者 三浦 克人 (愛知淑徳大学) ○第2会場 共通講義棟2階 L210教室 第1報告 「中小企業の事業継承に与える財務的要因の影響の計量分析」 報告者 丸山 宏 (横浜市立大学) 平田 博紀 (横浜市立大学院生) 第2報告 「増配企業に対する市場の評価」 報告者 青淵 正幸(立教大学) 第3報告「地域特性と地域格差社会」 〜各地域の産業特性によるアプローチ〜 報告者 南保 勝 (福井県立大学) ■午後の部 : 共通講義棟1階L107教室(14:00〜16:40) 統一論題 『証券資本と財務管理』 ・「北陸地域の経済・金融情勢について」 相沢 泰裕 (日本銀行金沢支店営業課長) ・「上場企業の資金調達」 木村 喬 (大和証券法人ビジネス部上席次長) ・「新会社法と財務管理〜資本金、準備金、自己株式を中心に〜」 蓑輪 徳二 (埼玉大学経済学部教授) ・コメンテーター・質疑 石崎 忠司 (中央大学) 中井 透 (京都産業大学) ・聴講無料 : 当日のお申込みも受付けております 【問い合わせ先】 ・福井県立大学 経済学部 船橋健二研究室 電話 0776-61-6000(内線 2804) ・福井県立大学 教育推進課 宇都宮 誠 電話 0776-61-6000(内線 1023) ------------------------------------------------------------------ ▽編集後記 食肉加工卸会社のミートホープの記憶が新しい中、また安全・安心が 大きく揺らいでいる。先日、新千歳空港を利用した。空港内売店では土 産で人気だったチョコレート菓子の「白い恋人」が店頭から姿を消して いた。山積だった「白い恋人」が全く無いのはむしろ衝撃であった。さ らに老舗の菓子メーカーの「赤福」の製造日の偽装などがあり、秋田で は「比内地鶏」とうたいながら、別の廃鶏を利用した商品を販売してい た。一連の事件は単に食の安心・安全が揺らぐということだけではない。 業界や地域でブランドとして確立していた商品の信頼失墜する、あって はならない事件である。多くの先人が長年をかけ築いた信頼が「あっ」 という間に崩壊したのである。 今地方都市では地域ブランドづくりに躍起である。開発された商品は 経営者、従業員は顧客に喜んでもらえる「志」を確信して販売している。 しかし、数多くの事例は、開発された商品に対する「志」が薄れた時に ブランドは消えていく事を教えている。心したいものである。 (おがわ) ================================= 地域経済研究所メールマガジン 編集長;地域経済研究所長 中山義壽 発 行;福井県立大学地域経済研究所(0776-61-6000 内線6202) ホームページ; http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/index.html 事務アドレス;keiken(後ろに@fpu.ac.jpといれてください)