メールマガジン
地域経済研究所 メールマガジン vol.47
Fukui Prefectural University
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VOL.47/ 2 0 0 9. 2.27 (FRI) 発行 地域経済研究所eメールマガジン 47=============== 目次 ▽コラム 「世界同時不況から地方分権の基本的方向性を考える」 ▽研究所ニュース ▽編集後記 ------------------------------------------------------------------- ▽コラム「世界同時不況から地方分権の基本的方向性を考える」 米国発の金融危機を発端とした世界同時不況から、市場に対する見方、 そして資本主義に対する考え方が、大きな転機を迎えている。これまでは 「市場原理主義」すなわち市場に対する強い信頼を基礎に、規制緩和やグ ローバル化、そして小さな政府が志向されてきた。しかしサブプライムロ ーン問題など市場の暴走が経済の混乱をもたらしたとみなされ、アメリカ では主要銀行に対する公的資金の注入や巨額の財政出動が行われ、日本で も補正予算の成立が急がれている。小さな政府から大きな政府への転換が 進行しているのである。 …続きはこちらへhttp://www.s.fpu.ac.jp/fukk/mailmgz/n47_sp1.html (地域経済研究所准教授 井上 武史) ------------------------------------------------------------------- ▽研究所ニュース ■報告■ 1. 1月31日(土)午後1時30分より平成20年度第6回地域経済研究フォーラ ムが越前市福祉健康センターにて、「福井県立大学地域経済研究フォー ラムin越前」と題して開催されました。講師に、本研究所 客員研究員 坂田 守正氏(デザイン文化科学研究所 所長)を迎え、「政治・経済・ 社会のチェンジとチャンス」をテーマに、経済活性化の視点と文化経済 の流れから、越前市に活かされる戦略と戦術を考え、地域資源を地域活 性化つなげる課題についてお話いただきました。パネルディスカッショ ンでは「越前市における観光政策と活性化への戦略と戦術」をテーマに、 越前市の未来と希望を越前市での取組みを交えて議論されました。越前 市民や企業関係者ら約 120名が参加され、大変盛り上がったフォーラム となりました。 2. 2月19日(木)午後 1時30分より福井商工会議所連携による平成20年度 第7回地域経済研究フォーラムが開催されました。講師に、本研究所 客 員研究員 奥山 秀範氏(福井商工会議所参事)を迎え、「福井経済に みる国際化の遺伝子」をテーマにお話下さいました。今回は、福井商工 会議所との包括連携協定に基づき、研究成果報告という事で産学官連携 による事業展開など、明治・大正・昭和にかけての海外進出への取組み を、資料や写真などでご説明いただきました。企業関係者ら36名が参加 され、大変盛り上がったフォーラムとなりました。 ■予定■ 1.平成20年度の地域経済研究フォーラムは終了いたしました。平成21年度 の開催につきましては、詳細が決まり次第、ホームページにてご案内い たします。また、県内各企業・行政機関等へは、郵送にてご案内いたし ます。お待ちくださいませ。 ------------------------------------------------------------------- ▽編集後記 もう春というに、今ひとつ心が躍らない。これも今回の不況のせいだろ うか。いつになったら回復の兆しを見せるのか、出口の見えないトンネル の中で多くの国民が喘いでいる。一日も早く、春の息吹を感じたいものだ。 (M.N) ================================= 地域経済研究所メールマガジン 編集長;地域経済研究所長 上總 康行 発 行;福井県立大学地域経済研究所(0776-61-6000 内線6202) ホームページ;http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/index.html 事務アドレス;keiken(後ろに@fpu.ac.jpといれてください)