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地域経済研究所 メールマガジン vol.51

Fukui Prefectural University

〓〓〓〓〓地域経済研究所 メールマガジン〓〓〓〓〓

VOL.51 / 2 0 0 9. 6.30 (TUE) 発行

地域経済研究所eメールマガジン 51===============

目次
▽コラム 「『景気の底打ち』に時期尚早の懸念」
▽研究所ニュース
▽編集後記

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▽ 『景気の底打ち』に時期尚早の懸念

 政府は、 6月の月例経済報告で、雇用情勢の悪化や世界景気の下振れと
いった景気下押しリスクを注視する姿勢を維持しながらも、「一部に持ち
直しの動きがみられる」として「悪化」の表現を削除、主要先進国の中で
は最も早く「景気の底打ち」を宣言した。振り返れば、日本経済は、2008
年 9月のリーマンショック、その後の自動車不況以降、景気悪化のペース
が加速度的に進行、実質成長率が戦後最悪のマイナスを記録するなど深刻
な状況に陥っていた。しかし、今回の月例経済報告により、日本経済は約
半年あまりで景気の最悪期を脱したことになる。



…続きはこちらへhttp://www.s.fpu.ac.jp/fukk/mailmgz/n51_sp1.html

                  (地域経済研究所教授 南保 勝)

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■報告■

1. 6月20日(土)午後1時より、2009年度第 3回地域経済研究フォーラム
が福井県国際交流会館にて開催されました。
 講師に 株式会社シャルマン 常務取締役 松宮 利裕氏をお迎えし、「世
界のメガネ市場の動向と財務の視点によるシャルマンの戦略と軌跡をたど
る」をテーマにお話をいただきました。
 今回のフォーラムは、本学の大学院経済・経営学研究科の特別講義とし
て、公開講座としても開催され、企業関係者や学生ら約40名の方に参加い
ただき、盛り上がったフォーラムとなりました。


■予定■

1.7月29日(水)午後 2時から平成21年度第 5回地域経済研究フォーラム
を開催致します。講師は 福井県立大学 地域経済研究所 南保 勝 教授、
「地場産業と地域経済 −福井県製造業の現状と課題−」について、報告
していただきます。
 会場は AOSSA 6階 601研修室です。
 参加を希望される方は、下記申込先までお送り下さい。当日、会場に直
接お越しいただいても結構です。

 申込先 : 地域経済研究所 事務局 平鍋まで
       電 話:0776-61-6000(代表)内線6202
       FAX:0776-61-6017
       e-mail:keiken(後ろに@fpu.ac.jpとつけてください)

       HPからのお申込は下記から
       http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/symposium/index.html


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▽編集後記

 梅雨入り・梅雨明け宣言はもともと非公式の「お知らせ」であった。こ
れは四季のはっきりした日本では古来より季節を詠む文化が育まれてきた
ことや、農業的には今の時期にしっかり雨が降らないと米作の生育に支障
が出ることと関係している。その後昭和61年には気象庁の正式な情報とし
て「日付を特定して宣言」された。しかしながら必ずしも特定できなかっ
たため、平成 7年に「旬単位での発表」に変更され、さらに平成 9年以降
「梅雨入りしたものとみられる」という表現に変わっている。
 ちなみに6月の月例経済報告で景気底打ち宣言が出されたが、一刻も早
く「特定した景気回復宣言」になることを願っている。   (いわせ)


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地域経済研究所メールマガジン

編集長;地域経済研究所長 上總 康行
発 行;福井県立大学地域経済研究所(0776-61-6000 内線6202)
ホームページ;http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/index.html
事務アドレス;keiken(後ろに@fpu.ac.jpといれてください)



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