メールマガジン
地域経済研究所 メールマガジン vol.59
Fukui Prefectural University
〓〓〓〓〓地域経済研究所 eメールマガジン〓〓〓〓〓
VOL.59 / 2 0 1 0.2.25 (THU) 発行 地域経済研究所eメールマガジン 59=============== 目次 ▽コラム 「年の春季賃金交渉」 ▽研究所ニュース ▽編集後記 ------------------------------------------------------------------- ▽コラム「年の春季賃金交渉」 今年の春季賃金交渉が本格化してきた。 かつては「春闘」としてかなり先鋭化した時期もあったが、労働界の再 編、さらにはバブル経済崩壊後の長期の経済停滞もあり、その後の景気回 復期にも「勢い」を取り戻すことはなかった。昭和40年代中期の風物詩 「交通ストライキ」を体験した世代には隔世の感がする。 …続きはこちらへhttp://www.s.fpu.ac.jp/fukk/mailmgz/n59_sp1.html (地域経済研究所 客員研究員 奥山 秀範) ------------------------------------------------------------------- ▽研究所ニュース ■報告■ 1. 2月3日(水)午後1時30分より特別シンポジウムが 県国際交流会館 地 下多目的ホールにて開催されました。 「原子力・エネルギーの可能性と地域社会の進む道」と題して、行われ た今回のシンポジウムは @記念講演 小宮山 宏氏 三菱総合研究所理事長、前東京大学総長 A基調講演 小林 紘二郎氏 若狭湾エネルギー研究センター所長、 大阪大学名誉教授 Bパネルディスカッション コーディネーター 南保 勝氏 福井県立大学地域経済研究所教授 パネリスト 江守 清隆氏 江守商事 代表取締役社長、福井商工会議所副会頭 岡 敏弘氏 福井県立大学経済学部教授 小林 紘二郎氏 若狭湾エネルギー研究センター所長、 大阪大学名誉教授 概要 福井県は環境・エネルギーの分野で多様な先端技術が集積し、地球 環境問題への対応や多様な産業への活用など、グローバルとローカル の両面からその可能性が期待されています。 来年 6月にAPECエネルギー閣僚会議が開催されることとなり、 福井県における環境・エネルギー技術が地域のみならず日本や世界に どのような役割を果たすことができるのか、その中で福井県はどのよ うな将来像を展望すればよいのか、について議論されました。一般の 方や企業関係者、学生等ら 346名もの方が参加され、大変な盛り上が りを見せたシンポジウムとなりました。 2. 2月20日(土)午後 1時30分より平成21年度第12回地域経済研究フォー ラムが勝山市福祉健康センター「すこやか」にて、「勝山市における活 力あるまちづくりの方策と経済活性化」と題して開催されました。基調 講演として、本研究所 南保 勝 教授より「勝山市の経済指標から見る 経済活性化戦略」をテーマにお話いただきました。 パネルディスカッションでは、「勝山の魅力を活かした経済活性化と まちづくりの実現」をテーマに市民の地域活動や情報発信を支援するま ちづくりの方策を議論されました。市民や企業関係者ら約80名が参加さ れ、大変盛り上がったフォーラムとなりました。 ■予定■ 1.平成21年度の地域経済研究フォーラムは終了いたしました。平成22年度 の開催につきましては、詳細が決まり次第、ホームページにてご案内い たします。また、県内各企業・行政機関等へは、郵送にてご案内いたし ます。お待ちくださいませ。 ------------------------------------------------------------------- ▽編集後記 米国金融危機を契機に人民元の国際化が論議されている。中国にとって、 人民元の国際化は為替リスクの軽減や金融機関の国際競争力の向上に期待 が持てる。しかしながら、チャイナマネーの価値に対する信頼確保や、資 本取引の規制緩和など解決すべき課題が多い。まずは自国における資本市 場・決済システム等の金融インフラの整備が先決である。 (いわせ) ================================= 地域経済研究所メールマガジン 編集長;地域経済研究所長 上總 康行 発 行;福井県立大学地域経済研究所(0776-61-6000 内線6202) ホームページ;http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/index.html 事務アドレス;keiken(後ろに@fpu.ac.jpといれてください)