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地域経済研究所 メールマガジンバックナンバー Vol.79

Fukui Prefectural University

〓〓〓〓〓地域経済研究所 eメールマガジン〓〓〓〓〓


     VOL.79/2011.10.28(FRI)発行
		  
========地域経済研究所eメールマガジン 79========


 □■目次■□

 
▽コラム 「県内企業における取引構造の変容」 
▽研究所ニュース
▽編集後記

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▽コラム 「県内企業における取引構造の変容」

 1985年のプラザ合意以降、急激に進展したグローバル化、とりわけ日本
企業の海外進出は、地方圏において生産減少、雇用の喪失等を招き、結果
として経済活力が低下するなど様々な負の影響をもたらした。例えば、著
者がフィールドとする福井県においても、地域を代表する繊維業界では、
衣料分野で原糸メーカー主導の国際展開が進んだ結果、現在、東アジア諸
国の追い上げと内需不振のなかでその生産規模を縮小させている。また、
眼鏡業界でも産地企業の海外シフト進展による結果現象として、大勢を占
める小規模零細企業を中心に、2000年以降、海外製品の流入に悩まされて
いる。


…続きはこちらへhttp://www.s.fpu.ac.jp/fukk/mailmgz/n79_sp1.html

                   (地域経済研究所 南保 勝)
					
					
					
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▽研究所ニュース



■報告■

  10月25日(火)午後1時30分より第5回地域経済研究フォーラムを国際交
流会館にて開催いたしました。講師に (財)消防試験研究センター理事長
福井県立大学客員教授 山本 信一郎氏をお迎えし、「成熟時代の地域づ
くり〜震災を契機に考える〜」をテーマにご講演いただきました。行政機
関や企業などから約70名の方に参加いただき、大変盛り上がったフォーラ
ムとなりました。


■予定■

  12月3日(土)午後2時より特別シンポジウムを響のホールにて開催いた
します。参加を希望される方は、FAXまたはメールにてお申込ください。
また事前申込みされていない方も、当日参加できますので、是非ご参加下
さい。お待ちしております。

 フォーラムの概要

  福井県の経済にとって、成長著しい東アジア諸国の経済ダイナミズム
 を取り込むことは、きわめて重要なテーマとなっています。そのために
  は、東アジア(グローバル化)戦略の必要性を理解し、中国・ASEA
  N諸国を中心とした業界の具体的な動きを知ることが地域に求められま
  す。
   本シンポジウムでは日本国際経済学会会長の木村福成先生による東ア
  ジア経済統合についての講演をはじめ、各国の研究者とグローバル化を
  進めている県内企業の経営者による議論を経て、アジア新興経済ととも
  に地域が成長する方策について考えます。



 ・日 時  平成23年12月 3日(土)14:00〜17:30
 ・場 所  響のホール
      
 ・テーマ  東アジアと地域経済〜アジア新興経済とともに成長をめざして〜

 ・基調講演 「国際的生産ネットワークと東アジア経済統合」
        
 ・講 師  慶應義塾大学経済学部教授
        東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)チーフエコノミスト
       日本国際経済学会会長
        木村 福成 氏 
         

 ・パネルディスカッション
     
   コーディネーター
    唱   新氏(福井県立大学経済学部教授)
   パネリスト
    金  良姫氏(大邱大学経商学部教授)
    江守 清隆氏(江守商事株式会社代表取締役社長)
    新道 忠志氏(株式会社SHINDO代表取締役社長)
    八木誠一郎氏(フクビ化学工業株式会社代表取締役社長)順不同
   コメンテーター
    木村 福成氏


 ・受講料 無料
  
 ・申込先 福井県立大学 地域経済研究所事務局 担当 大山
      FAX : 0776-61-6017
      電 話 : 0776-61-6000(代)内線6202
      E-mail : keiken@fpu.ac.jp


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▽編集後記

 10/9、鈴鹿サーキットでF1日本グランプリの決勝が行われ、フリー走行
と公式予選を合わせると 3日間で20万人(鈴鹿市の人口に匹敵)の観客を
集めた。観客はチケット代、宿泊費、交通費・駐車場代に加え、関連グッ
ズ等の土産代で大きなお金を地域に落としている。F1は短期集中型かつ大
規模な集客が大きな特徴点であり、これをいかに地域活性化へと結びつけ
るかが重要である。ちなみに2006年のF1開催による経済波及効果は、全国
:293億円、うち三重県:119億円、うち鈴鹿市:77億円と推計されている
(鈴鹿市「F1経済効果調査」平成21年3月)。
                           (江川誠一)




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地域経済研究所メールマガジン
編集長;地域経済研究所長 北條 蓮英
発 行;福井県立大学地域経済研究所
      (0776-61-6000 内線6202)
ホームページ;http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/index.html
事務アドレス;keiken@fpu.ac.jp

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