メールマガジン
地域経済研究所 メールマガジン vol.85
Fukui Prefectural University
〓〓〓〓〓地域経済研究所 eメールマガジン〓〓〓〓〓
VOL.85 / 2 0 1 2.4.27 (FRI) 発行 ========地域経済研究所eメールマガジン 85======= □■目次■□ ▽所長就任のご挨拶 ▽コラム 「敦賀 鉄道の夜明け130年」の意味を考える ▽研究所ニュース ▽編集後記 ------------------------------------------------------------------- ▽所長就任のご挨拶 新しい出発のために 地域経済研究所は大きく生まれ変わることになりました。従来は福井を 中心とする「地域社会」と連携し、産業や企業のあり方などへの研究や提 言をおこなってきましたが、本年度からはこれまでの活動の他に、東アジ アを中心とする「地域」をも研究対象とすることになりました。 グローバル化の波は、個人や組織の意思を超えて押し寄せています。こ のような時に大切なのは、状況を正確に読み取ることです。ASEAN諸国や中 国などの発展・成長は福井にとっても無関係ではありません。「東アジア の成長を取り込む」という言葉がありますが、海外に進出したり、海外と の取引を拡大している企業ほど、国内の工場やお店が発展しているという 事実があります。空洞化などといわれていますが、既成概念や通説という ものは、事実を踏まえてたえず見直さねばなりせん。そのために私たちの 研究所では、東アジアの政治・経済に関する第一人者を招聘し、ビジネス の現実に対応したさまざまな情報を発信し、グローバル人材の育成を含め、 具体的に産業や企業に貢献したいと考えています。 もちろん従来と同様に福井の深掘りをし、フォーラムやシンポジウムあ るいは各種講座などを通して、内外の「知」を集め、地域社会とともに歩 み続けるのは当然のことです。 苦情を含め皆様からの声を私たち研究所は必要としています。大きく飛 躍するために、これまで以上に努力しますので、皆様のお力をお貸しいた だければ幸いです。 地域経済研究所長 中沢孝夫 ▽コラム 「敦賀 鉄道の夜明け130年」の意味を考える 去る3月24日に「地域経済研究フォーラムin敦賀」を開催し、地元から多 くの方にお越し頂いた。敦賀といえば原子力発電をめぐる厳しい状況が注 目されているが、表題の「鉄道の夜明け130年」も今後の敦賀に大きな意味 があるのではないか、と筆者は同様に注目している。 …続きはこちらへhttp://www.s.fpu.ac.jp/fukk/mailmgz/n85_sp1.html (地域経済研究所 講師 井上 武史) ------------------------------------------------------------------- ▽研究所ニュース ■予 定■ 5月23日(水)午後 1時30分から第 1回地域経済研究フォーラムを開催 いたします。講師に 日本銀行福井事務所 所長 松原淳一氏をお迎えし、 講師がこのたびご出版された「福井の経済−福井県はなぜ豊かなのか−」 (晃洋書房)について、ご講演いただく予定です。会場は 福井県立大学 交流センター3階 多目的ホールです。 参加を希望される方は、 FAXまたはメールにてお申込ください。また事 前申込みされていない方も、当日参加できますので、是非ご参加下さい。 お待ちしております。 日 時 : 平成24年 5月23日(水)午後1時30分〜 開講場所: 福井県立大学 交流会館3階 多目的ホール 内 容 : 「福井の経済」 講 師 : 日本銀行福井事務所 所長 松原淳一氏 受講料 : 無料 申込先 : 福井県立大学 地域経済研究所事務局 担当 大山 FAX : 0776-61-6017 電 話 : 0776-61-6000(代)内線6202 E-mail : keiken@fpu.ac.jp 詳細はこちらまで http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/symposium/index.html ■スタッフ紹介■ 研究所では新年度より、以下の教職員を新しいメンバーに迎えました。 ◎丸屋 豊二郎 教授 ◎池部 亮 准教授 ◎北出 正章 ・ 光山 博敏 専門事務 ------------------------------------------------------------------- ▽編集後記 この季節、自宅の竹藪でタケノコが掘れるのだが、もしこれを道の駅で 売った場合の価格を考えてみる。1本当たり、掘るのに0.1時間、運んで並 べるのに0.1時間、竹藪の管理で0.1時間の計0.3時間の手間と見積もること ができる。時給800円とし、スコップやガソリン代で概ね10円/本なので250 円/本の経費となる。固定資産税は考慮せず、また竹藪があることによる環 境や防災面での間接的な価値も勘案しないとすれば、供給側からみた価格 設定は概ね300円/本となる。 (江川誠一) ================================= 地域経済研究所メールマガジン 編集長;地域経済研究所長 中沢 孝夫 発 行;福井県立大学地域経済研究所(0776-61-6000 内線6202) ホームページ;http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/index.html 事務アドレス;keiken(後ろに@fpu.ac.jpといれてください)