メールマガジン
地域経済研究所 メールマガジン vol.92
Fukui Prefectural University
〓〓〓〓〓地域経済研究所 eメールマガジン〓〓〓〓〓
VOL.92/ 2 0 1 2.11.30 (FRI) 発行 ========地域経済研究所eメールマガジン 92======= □■目次■□ ▽コラム:「まちづくりの住民参加のあり方」 ▽研究所ニュース ▽編集後記 ------------------------------------------------------------------- ▽コラム まちづくりの住民参加のあり方 最近、福岡県直方市から4人のNPO「直方川づくりの会」のメンバーが来福 した。直方市で住民参加の地域活性化の実績を残した功績で2001年に国土 交通省、(社)日本河川協会から表彰されたNPOメンバー4人である。このNPO は代表である野見山氏のリーダーシップのもと、直方市の街中を流れる都 市河川の遠賀川を利用したまちづくりを市民参加で推進している。全国の まちづくりに市民の参加の重要性が説かれ実践しているところも少なくな いが、このNPOの活動は特筆に値する。このNPOの活動を知ったのは、昨年 度まで2年間にわたり、福井県の地域貢献研究で「足羽川の利活用にかかる 調査研究」である。このNPOが中心となりまとめた「夢プラン」というプロ ジェクトの進め方から学んだのは、住民参加による合意形成についてであ る。1つには、住民参加型課題解決のプロセスについて、2つには、合理的 な合意形成手法についてである。 …続きはこちらへhttp://www.s.fpu.ac.jp/fukk/mailmgz/n92_sp1.html (地域経済研究所 教授 小川 雅人) ------------------------------------------------------------------- ▽研究所ニュース ■報 告■ 1. 11月14日(水)午後 1時30分より第5回地域経済研究フォーラムを開催 いたしました。講師にNPO福井県情報化支援協会 理事長 栃川 昌文氏 をお迎えし、「IT経営を成功させる秘訣を探る」〜アンケートの分析よ り〜をテーマにご講演いただきました。 行政機関や企業などから約40名の方に参加頂き、大変盛り上がったフ ォーラムとなりました。 ■予 定■ 12月3日(月)午後1時より福井県立大学創立20周年記念シンポジウム を響のホールにて開催いたします。事前申込みされていない方も、当日 参加できますので、是非ご参加下さい。お待ちしております。 シンポジウムの概要 地域経済を取り巻く環境は大きく変化しています。長引くデフレや需 要不振は企業収益を圧迫し、超円高が輸出産業に打撃を与える中で、世 界経済のフラット化がますます進展しています。経営革新を断行し、国 内市場における競争力の強化や海外市場を見据えた積極的な事業展開を 図ることで、地域経済の自立化・自活化を確立していくことが求められ ています。また、北陸新幹線の金沢駅開業まで2年余りとなり、その先 の県内延伸をも踏まえた対応策が観光分野等に求められるとともに、東 日本大震災を教訓とした原子力発電所をめぐる地域経済での対応も避け られない課題となっています。 本シンポジウムでは、重要な課題が多種多様に横たわっている中で、 今一度、地域経済の足元を見直すための議論をいたします。 ・日 時 平成24年12月 3日(月)13:00〜16:45 ・場 所 響のホール ・テーマ 地域の時代、今求められるあるべき姿とは −激変する経済・社会構造の中で、今一度、地域の課題を 再考する− ・基調講演 「構造転換が進む中での地域経済の歩むべき道」 ・講 師 福井県立大学客員教授 龍谷大学政策学部教授 中村 剛治郎 氏 ・パネルディスカッション 「地域経済の発展のために、産業・企業のあるべき姿とは」 パネリスト 伊東 忠昭氏(株式会社福井銀行頭取) 勝木 健俊氏(社団法人福井県観光連盟会長、株式会社勝木書店会長) 八木誠一郎氏(福井経済同友会代表幹事、フクビ化学工業株式会社代表 取締役社長) コメンテーター 中村剛治郎氏(福井県立大学客員教授、龍谷大学政策学部教授) コーディネーター 南保 勝 (福井県立大学地域経済研究所教授(地域経済部門リーダー)) ・受講料 無料 ・申込先 福井県立大学 地域経済研究所事務局 担当 大山 FAX : 0776-61-6017 電 話 : 0776-61-6000(代)内線6202 E-mail : keiken@fpu.ac.jp http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/symposium/index.html ------------------------------------------------------------------- ▽編集後記 11月16日、内閣府から月例経済報告が公表された。その中身は、景気の 基調判断を4カ月連続で下方修正するものであった。冷たい雨は時々みぞれ、 やがて雪へと変わる。気がつけばもう冬。しかし、人々は厳しい寒さを耐 える力を持っている。何故なら、その先に春の訪れを確信しているからだ。 今の日本に春は来るのか? 閉そく感だけが頭を擡げる。 (M・N) ================================= 地域経済研究所メールマガジン 編集長;地域経済研究所長 中沢 孝夫 発 行;福井県立大学地域経済研究所(0776-61-6000 内線6202) ホームページ;http://www.s.fpu.ac.jp/fukk/index.html 事務アドレス;keiken(後ろに@fpu.ac.jpといれてください)