福井の近代化遺産■■■
■旧足羽揚水ポンプ場(福井市足羽)
市内足羽1丁目7-35に位置する旧足羽揚水ポンプ場。
大正13年に建築されたと推定されるこの施設は福井の近代化に貢献した近代化遺産として、当時の姿を今に残している。
2004年4月30日に「水道記念館」として衣替え。福井の水道の歴史に触れることのできる貴重な建物である。地図はここ ▲大型ポンプが残されている ▲当時の流量計 ■立石埼灯台(敦賀市立石)
敦賀半島の最北端、立石岬の高台に建つ『立石埼灯台』。この灯台は敦賀港の明治期以降の発展を方向付けた象徴の一つである。
明治維新後、新政府の手で各地に燈台の建設が進められる中、明治13(1880)年4月に起工し、翌年6月に竣工した。全国の主要燈台のうち36番目、日本海沿岸では角島灯台(山口県)に次ぐ、2番目のものである。
この灯台の光源として敦賀にもたらされた石油やガス、電気技術はその後の火力発電構想や電灯会社設立に繋がり、敦賀の近代化を開くきっかけとなった。
起工から125年が経過した現在でもなお、海運を見守る光源としての役割を担い続けている。
地図はここ ▲時代を感じさせる銘盤 ▲灯台登り口
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