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地域経済の活性化に関するシリーズ
「高校生のための経済学入門2008」
〜経済格差とはどのような問題か?〜
開催日 | 6月7日(土曜日)、6月14日(土曜日)、6月21日(土曜日)、6月28日(土曜日)、7月5日(土曜日) <全5回> |
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時間 | 18時00分〜20時00分 |
場所 | 福井市地域交流プラザ アオッサ 606研修室 |
講師 | 経済学部准教授 新宮 晋 |
受講対象者 | 高校生 |
募集定員 | 20名 |
備考 |
内容
生きることのうち、働くことは、多くの人びとにとって大きな位置を占めています。働くこと=仕事=金稼ぎに大きく関わる経済は、従ってとても重要なことがらですが、逆にそのことが強調されすぎて、その経済に関する学問=経済学は職業選択に直結している印象を持たれているように見えます。
高校で学ぶ『現代社会』や『政治経済』のなかの経済分野を思い起こせば分かるように、経済学は、働くことも含む生きること全体に関わっています。そして経済格差の問題などは、むしろ経済についてそうした見方で見る方がよりよく理解できます。つまり、どうすればお金が儲かるかとか有利な就職ができるかということを考える(これらは経済学が不得意な分野です)よりも、なぜ経済格差が生まれるのか、つまりある人は信じられないくらいお金持ちで他方で非常に貧しい人がいるのはどうしてなのか、給料のいい会社と必死で働いてもわずかしか給料がもらえない会社が出てきてしまうのはどうしてなのか、それらは問題としてどのように考えたらいいのか、要するに、人びとがどんな仕組みのなかでどのように生きることが望ましい社会と言えるのかを考えるために、経済学は有用な学問なのです。
この講座では、あなた達が高校で学ぶ『現代社会』のレベルの知識の延長で、そうしたことを考えてみたいと思います。
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