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エコロジーに関するシリーズ
生命科学は今
〜(1)バイオ関連化学の世界を覗く (2)食品成分の機能を調べてみよう〜
開催日 | 8月8日(土曜日)<全1回> |
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時間 | 9時00分〜16時10分 |
場所 | 福井キャンパス 共通講義棟103号室・生物資源学部棟実験室 |
講師 | 片野 肇 生物資源学部准教授、高橋 正和 生物資源学部講師 |
受講対象者 | 一般・高校生 |
募集定員 | 20名 |
備考 | 保険料あり(100円程度) |
講義内容
講義と実験・実習
- バイオ関連化学の世界を覗く (担当: 片野 肇)
講義:
地場産業の優位技術の一つは抗菌防臭剤・染料固着剤・紫外線吸収剤などの薬剤を巧く繊維に適用できることです。これら薬剤の基礎を掘り下げると,例えば,酵素を長生きさせる薬剤,残留塩素を安全な塩化物イオンへ変換する触媒,我々には無色透明なのに昆虫を誘引する光を通さず,ゆえに殺虫剤を用いない防虫対策となるフィルム製品など新しい環境・衛生技術が可能となります。そうした事例を述べます。実験:
ある化学物質の助けを借りると酵素の働く様子を電気信号として観察するバイオセンサーが可能となります。ここではグルコースバイオセンサを作ってみましょう。 - 食品成分の機能を調べてみよう (担当: 高橋正和)
講義:
デンプン、タンパク質、油、ビタミン、ミネラル、甘味料、調味料、着色料、香料、保存料......。食品には多種多様な物質が含まれ、各々大事な役割を持っています。これら食品成分の「機能」は、大きく「栄養機能」「嗜好性機能」「生体調節機能」の3つに分類できます。この講義では特に「生体調節機能」を生かした、「特定保健用食品」をいくつか取上げ、有効成分は何か、どのような仕組みで効果を示すのか、紹介します。実験:
ビタミンE など、身近な食品成分の抗酸化性を調べて見ましょう。
- 福井キャンパス
- 電話:0776-61-6000(代表) 内線 1018・1019
- ファクシミリ:0776-61-6012
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- 電話:0770-52-6300 / ファクシミリ:0770-52-6003