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国際交流・教養に関するシリーズ
三島由紀夫『真夏の死』を読む
〜自選短篇集の世界〜
場所 開催日時 |
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講師 | 木村 小夜 学術教養センター教授 |
受講対象者 | 一般 |
募集定員 | 20名 |
備考 |
講義内容
『真夏の死』は、三島がその作家的出発にあたって発表したごく初期の作品も含めて、自らのお気に入りを選んだ短篇集です。戦中から戦後へと世間の価値観が激変する中で、後の「金閣寺」などに顕著に現れてくる三島の思想の萌芽が、これらの作品には確かに見られます。しかし、計算しつくされた物語性、いわゆる〈良識〉を覆すシニカルで新鮮な視点、シャープな文体など、独立した短篇としての価値も見逃せません。ここでは、そうした短篇を読む楽しさを存分に味わわせてくれる4篇を精読し、自由な意見交換を行います。
まずは、第1回に取り上げる作品「サーカス」をお読み頂いた上で、ご参加下さい。
- 第1回 「サーカス」
- 第2回 「翼」
- 第3回 「離宮の松」
- 第4回 「雨の中の噴水」
テキスト:三島由紀夫『真夏の死』(新潮文庫)をご用意下さい。
- 福井キャンパス
- 電話:0776-61-6000(代表) 内線 1018・1019
- ファクシミリ:0776-61-6012
- 小浜キャンパス
- 電話:0770-52-6300 / ファクシミリ:0770-52-6003