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国際交流・教養に関するシリーズ
上方落語にみる“まち”風景
〜落語のもうひとつの楽しみ方・味わい方〜
開催日 | 9月11日(金曜日)、9月18日(金曜日) <全2回> |
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時間 | 19時00分〜21時00分 |
場所 | 福井キャンパス |
講師 | 北條 蓮英 看護福祉学部教授 |
受講対象者 | 一般 |
募集定員 | 20名 |
備考 |
講義内容
NHKTV朝ドラ「ちりとてちん」で小浜が一躍脚光!福井で女性落語家コンクール開催!等、いま福井で落語が静かにフィーバーしている。噺の筋を追いながら最後に《落ち》をつけるのが落語。精神の緊張感が高まったあとに緩和する瞬間、自と笑いがおこる。これが落語の醍醐味だ。近年健康の良薬とされ、福祉施設や病院でも笑いをとりいれる動きがさかんである。高齢者・患者がイキイキする。落語の世界はさながら癒しの空間といえる。
本講座では、上方落語のいまひとつの楽しみ方、味わい方をお話したい。上方とは京・大阪をさすが、上方落語ではネタの舞台となる庶民の暮らす “まち”がしばしば登場する。そこで舞台となる “まち”に着目しその町風景を視覚的に描きだすことを試みる。このための仕掛けとして落語が隆盛した江戸中期の大阪の古地図を活用する。ネタは、「さぎとり」をはじめ「らくだ」「鴻池の犬」「高津の富」等時間の許す限り数多くとりあげる。
また、落語を倍楽しむための基礎知識として落語のルーツ、江戸落語と上方落語のちがい、サゲ(落ち)の種類、上方の都市の特長、庶民の生活空間である長屋等の解説もしておきたい。
- 福井キャンパス
- 電話:0776-61-6000(代表) 内線 1018・1019
- ファクシミリ:0776-61-6012
- 小浜キャンパス
- 電話:0770-52-6300 / ファクシミリ:0770-52-6003