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海洋資源に関するシリーズ
海洋生物資源学部 学部開設記念シンポジウム
海からの贈り物を利用した地域づくり
開催日 | 4月18日(土曜日)<全1回> |
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時間 | 13時00分〜16時30分 |
場所 | 小浜キャンパス |
受講対象者 | 一般、専門分野の関係者、高校生、中学生 |
募集定員 | 100名 |
講義内容
現在、人類が直面する地球規模の環境問題や食糧問題の解決に向けて、海洋環境の開発と保全の調和を図りながら、持続可能な海洋生物資源の利用を推進することが強く求められている。しかし、クラゲの大量出現がほぼ恒常的に見られるようになったように、海の生物環境も変化の兆しが見られ、対策にかかわる研究体制の充実、技術者の育成が急務である。一方、小浜市を中心とした若狭地方は、古来より御食国と呼ばれるほど食文化が養われ、特に魚介類にかかわる食文化が発展し、今日に至っている。このような伝統文化の技術的支援とそのための技術者の育成を通じた大学の教育・研究の地域への還元もまた強く求められている。
本学部は、海洋生物資源の再生産の場としての生物環境の保全、海洋生物資源の育成と有効利用およびそれらの社会科学的基盤について、日本海側特有の地域性を踏まえ、かつ国際的な視野に立った総合的な教育研究を推進し、福井県とわが国ならびに環日本海諸国を含めた世界の文化と産業の調和的発展に貢献することを目的として、平成21年4月に海洋生物資源学部は開学部した。
そこで、この開学部を記念して、海からの贈り物を利用した地域づくりをテーマに、海の生物資源が持つ機能についての再認識と本学部を含め大学がどのように地域づくりに貢献できるかを主題にしたシンポジウムを開催する。
- 基調講演
- 「地域づくりへの大学の果たす役割」 福井県立大学長 祖田 修
- 「海洋生物研究の意義と課題」 東京大学海洋研究所長 西田 睦
- パネルディスカッション
- 「海からの贈り物を利用した地域づくり
」
- パネリスト
- 小浜キャンパスを育てる会会長 松崎晃治
- 福井県水産試験場長 若林健一
- 福井県漁業協同組合連合会専務理事 岩村健一
- 若狭広域経済懇話会会長 上野清治
- アマモサポーターズ(代表) 西野ひかる
- 福井県立大学名誉教授 吉中禮二
- 司会 福井県立大学教授 青海忠久
- 福井キャンパス
- 電話:0776-61-6000(代表) 内線 1018・1019
- ファクシミリ:0776-61-6012
- 小浜キャンパス
- 電話:0770-52-6300 / ファクシミリ:0770-52-6003