Harbison Care 痴呆性老人用特別ユニット

ホステル・ナーシングホームから車で15分ほどのところに、新しいホステルが建設され、その中の1ブロックは痴呆性老人用特別ユニットになっている。身体的介護はあまり必要とはしないが、アルツハイマーなどの痴呆症状をもった高齢者がなるべく自宅にいるような雰囲気で落ち着いて生活できるように特別に設計され、運営されてるホステルである。入居金は85000ドルとなっている。

 

10人が1つの家に住んでいるような雰囲気。グループホームといった方がいいかもしれません。建物の中心にはソファ、キッチン、ダイニングがあり、窓の外は大きな庭。この庭は各部屋からつながっており、入居者は自由に歩き廻ることができます。その廻りにはハーブが植えられておりアロマセラポーの効果で入居者が落ち着いた気分になるように設計されている。

 ユニット内の入居者は痴呆症状の進んだ方が多いとスタッフはいっていたが、随分落ち着いた様子であった。犬も中で飼っており、少しでも家庭にいる雰囲気づくりを行っていた。

 

  

sfunaki@fpu.ac.jp