教養・国際関連
プラハ言語学派の最前線
講師 | カレル・フィアラ 学術教養センター教授 |
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日程 | 11月22日(月曜日)、11月29日(月曜日)、12月6日(月曜日)、12月13日(月曜日) <全4回> |
時間 | 18時30分〜20時30分 |
場所 | 福井キャンパス 交流センター |
対象 | 一般・大学生・高校生 |
定員 | 20名 |
備考 |
講義内容
1926年に創設された「プラハ言語学サークル」は、初めての国際的な言語学の共同研究班であった。
チェコスロヴァキアの言語学者マテジウス、トルンカ、ヴァヘック、ムカルジョフスキー、ハヴラーネク、ヴァインガルト等がソシュールの構造主義論を展開し、『プラハ言語学派のテーゼ』の中で機能構造主義のプログラムをまとめた。彼等はペテルブルク学派出身のヤコプソン、カルツェフスキー、トルベツコイ等と共に、この言語学サークルを主導し、国外のベリチュ、ジョーンズ、マルティネ等と協力した。プラハ言語学派の対象領域は、音素体系論の分野から初期の談話論・情報論・社会言語学概論、ポスト構造主義の理論の分野にまで、多岐にわたって展開した。
現在、ダネシュ、フィルバス、スヴォボダ、スガル、ネベスキー、パレック、ハイチョヴァー、フィアラ等がこの伝統を受け継いでいる。
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