看護・福祉学関連
称賛の相談作法
〜困り事に効くコンプリメント〜
講師 | 日根野 建 看護福祉学部准教授 |
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日程 | 10月27日(水曜日)、11月24日(水曜日) <全2回> |
時間 | 19時00分〜21時00分 |
場所 | 福井キャンパス 交流センター |
対象 | 一般・専門分野の関係者 |
定員 | 10名 |
備考 |
講義内容
称賛を基調とした新しい相談面接の展開を紹介する2回シリーズのワークショップです。
一般に、相談面接の基本は傾聴でしょう。傾聴は、困り事の共有を導き、また困り事の整理を促し、さらに困り事の対処を考えます。これに対して、またはこれに加えて、称賛は困り事の中に眠る力をほめたたえて喚起します。そして、「困っても困らない」新しい見方をもたらして、新しい一歩をふみ出す障壁をとり除きます。相談面接に必要な信頼関係の形成も、傾聴に併せた称賛が効率的にするようです。基本をおさえて、困り事を称賛しましょう。
近年、心理や教育、また福祉等の世界で解決志向アプローチが広まっています。このアプローチの相談面接の展開はコンプリメント、すなわち称賛を強調します。その着想は、ミルトンH.エリクソンの催眠療法に大きな影響を受けているようです。催眠導入の不可思議な話術も参考にして、称賛の相談作法を平易に解説します。
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