ご挨拶Greeting

2022年度 日本放線菌学会大会の開催に際して

皆様
　　産業微生物として重要な放線菌とその類縁菌は、産官学において活発に研究されています。日本放線菌学会の年次大会では、これら微生物種における分離・分類・同定の研究、有用二次代謝産物や有用酵素の探索・開発研究、そして、有用遺伝子の同定や発現制御機構に関する研究など、最新の研究成果が一般講演で発表されます。さらに、ゲノム解析とバイオインフォマティクスを基盤とする合成生物学的アプローチや放線菌の巧みな生命現象をシステム生物学として理解する研究成果についても活発に議論されています。その他に、特別講演（招待講演）と学会各賞（大村賞、功績功労賞、浜田賞、企業賞）の顕彰と受賞講演を行います。
　　本年の年次大会（2022年度大会）は、2022年9月14日（水）から16日（金）に福井県国際交流会館（福井県福井市）にて対面式による開催を予定しています。例年、年次大会は2日間で開催されますが、当大会は新型コロナウイルス感染予防の観点から、発表会場を増やして開催するため3日間での開催になりました。何卒、ご理解の程、お願い申し上げます。
　　当大会では、感染予防対策を徹底し、着席形式にて懇親会を開催する予定です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2022年度 日本放線菌学会大会
大会長　濱 野 　吉 十