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生物資源学部海洋生物資源学科
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大学院

 海洋生物資源学専攻は福井キャンパスの生物資源学専攻とともに福井県立大学大学院生物資源学研究科を構成しています。当研究科海洋生物資源学専攻においては、4専門種目において高度の専門科目を履修し、論文の作成指導を受けます。前期博士課程(2年制、定員1学年12名)において修士論文を、後期博士課程(定員1学年4名)において博士論文を提出して認められれば、それぞれ修士、博士の学位を取得することができます。

専門種目名 主要科目名 共通科目
水圏生物学
Aquatic Molecular Physiology
水圏分子生物学
環境分子生理学
細胞遺伝学
分子進化学
などの16科目
海洋生物培養学
Marine Aquaculture and Stock Enhancement
海洋生物培養学
海洋生物育成学
海洋生態環境学
Aquatic Microbiology and Environmental Engineering
海洋生態工学
海洋生態化学
海洋生物資源利用学
Marine Food Science
生物資源利用学
食品機能化学


<生物資源学研究科海洋生物資源学専攻の教育・研究>

図:生物資源学研究科海洋生物資源学専攻の教育・研究


専門種目名 研究室の概要
水圏生物学クリックしてください!
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分子生物学・生理学・生化学などを基盤とした分子生理学的手法を用い、藻類が水圏という特殊かつ大きく変動する環境中で独立栄養的生育を維持するために発達させているメカニズムを明らかにするために、藻類の生育生理・無機窒素代謝系とそれに関わる光合成系の環境による制御や、藻類の生息に影響を及ぼす生物要因であるウィルスとの相互作用などに関する基礎的な教育や研究を海洋から得た分離株を用いたモデル系により進め、水圏における基礎生産やその制御、藻類の利用などに必要とされる生物学的基礎知見の集積を行っています。主なテーマは、海洋に窒素を導入する重要な生物過程である原核藻類(ラン藻類)の窒素固定に着目し、酸素感受性の高い窒素固定酵素をラン藻自らが光合成で発する酸素から保護しているメカニズムの解析を中心とした窒素代謝系の制御に関する研究、近年海洋環境の食物連鎖に大きな役割を果たすことが注目されているウィルスについて、海産ラン藻類に感染・溶原化するウィルス(ファージ)に着目し、感染・溶原化のメカニズムの解析や宿主特異性など宿主藻類との相互作用に関する研究です。海洋から新しい生理機能を持った微細藻類を分離することを目的に、分離・培養法の開発や分離株の微細構造や分子マーカーなどを用いた同定などに関する研究も行っています。
<スタッフ>
氏名 専門分野 主要担当科目
教授 大城 香 植物生理学 環境分子生理学・水圏分子生物学・
水圏生物学専攻演習・ 同専攻実験・
同特別演習など
准教授 神谷充伸 藻類学 水圏分子生物学・水圏生物学専攻演習・
同専攻実験・ 同特別演習など
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海洋生物の増養殖技術の新たな展開を目指し、海洋動物培養学、海洋動物生理学、海洋生物生態学、水族資源学、水族病理学などを基礎として、理論的及び応用的な教育・研究を行っている。特に、現在進歩の著しいバイオテクノロジーを基礎とし、成熟産卵の制御、染色体操作、卵・精子の凍結保存、餌料生物の培養、物理・化学的及び生物学的環境の制御、成長促進、ワクチン開発などのために、実験室のみならず、フィールドの面からも研究を行っている。
<スタッフ>
氏名 専門分野 主要担当科目
教授 矢野 勲 水産増養殖学 海洋生物培養学
海洋生物培養学専攻演習
同専攻実験・同特別演習など
教授 青海忠久 水産生物学 海洋生物育成学
海洋生物育成学専攻演習
同専攻実験・同特別演習など
教授 宮台俊明 水族病理学 海洋生物培養学
海洋生物培養学専攻演習
同専攻実験・同特別演習など
准教授 富永 修 資源生物学 海洋生物育成学
海洋生物育成学専攻演習
同専攻実験・同特別演習など
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海洋・湖沼などの水圏生態化学・微生物学および海洋環境物理学・水理学などを基礎とし、生物活性と物理的環境形成の相互作用ならびにその応用に関する教育・研究を行っています。特に、生態系における微生物作用と環境因子と の関わりや生態系解析のための分析手法の確立と生態環境を活用・向上させるための環境造成工学の発展を推進することに力を注いでいます。これにより環境動態を総合的に理解し、生態系の物質循環・代謝の視点から、生物生産と環境の保全・改良に役立てようと考えています。なお、生理活性物質の利用、環境微生物の毒性や地球環境との関わり、生物の環境中の力学応答などにも研究を進めています。
<スタッフ>
     
氏名 専門分野 主要担当科目
教授 廣石伸互 水圏微生物学 海洋生態化学・
海洋生態環境学専攻演習・
同専攻実験・同特別演習など
教授 大竹臣哉 海洋生態環境工学 環境工学
海洋生態環境学専攻演習
同専攻実験・同特別演習など
准教授 瀬戸雅文 水産土木学・
海洋環境工学
海洋生態工学
海洋生態環境学専攻演習
同専攻実験・同特別演習など
准教授 近藤竜二 微生物生態学・
海洋微生物学
生態代謝学・
海洋生態環境学専攻演習・
同専攻実験・同特別演習など
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21万種以上いるともいわれる海洋生物資源を食料などの生命関連素材として高度利用するために、それらに含まれる各種生体成分の構造と機能の解明ならびにその応用に関する教育・研究を行っています。特に、生化学、分子生物学、食品化学、食品工学などを基礎として、海洋生物のタンパク質とエキス成分の食品機能特性を、栄養性、呈味性、物性および生体調節作用などの側面から分子レベルで解析すること、さらに貯蔵・加工中におけるそれらの変化の制御に関する知見を集積することに力を注ぎ、海洋生物資源の有効利用に関する諸問題の解決に資することを目指しています。
<スタッフ>
氏名 専門分野 主要担当科目
教授 赤羽義章 食品工学 食品機能化学・
海洋生物資源利用学専攻演習・
同専攻実験・同特別演習など
教授 大泉 徹 食品工学 食品タンパク質機能論・
海洋生物資源利用学専攻演習・
同専攻実験・同特別演習など
教授 横山芳博 食品化学 食品機能化学・
海洋生物資源利用学専攻演習・
同専攻実験・同特別演習など
准教授 水田尚志 食品化学 食品タンパク質機能論・
海洋生物資源利用学専攻演習・
同専攻実験・同特別演習など

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 TEL : 0770-52-6300 (代)  FAX : 0770-52-6003