戦時共産主義・ネップ経済政策
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戦時共産主義(1918−1920)と ネップ(新経済政策)(1921−1925) 浅井健(ASAI Takeshi)、1999年5月25日 1.戦時共産主義
2.ネップ(新経済政策)
レーニンはこの政策を共産主義の放棄としてではなく、彼は社会主義の実現は現実には理想どうりにはいくはずがないと承知しており必要に応じて臨機応変に対応しなければならないことを熟知していたのである。つまり彼の思考のベクトルは依然共産主義に向いていた、と考えて問題はないと思われる。 Vocabulary 5 (Senji Kyousanshugi to NEP)
ロシア経済ゼミの参加者の皆さん、こんにちは、MORDVINTSEV Alexei です。 NEP(新経済政策)について述べたいと思います。 ネップ政策は当時の政治経済情勢をある程度改善するために導入された一時的、及び強制的な政策でした。これはBol’shevik党のたった1つの正しい方針だったと思います。ネップの導入によってBol’shevik党の社会主義に関する考え方は変わりませんでした。なぜかと言うと、ネップの内容は以前に行われたBol’shevik党 のすべての政策・思想・スローガンに矛盾しています。ですから、Bol’shevik党はネップ政策を中途で停止してしまいました。したがって、こうしたネップ政策の背後にある本質をみると、ネップ政策停止の本意は社会主義の「建設」継続にあったと言えます。ネップは明らかに社会主義導入より市場経済に適しています。
MIROSHNICHENKO Marina、ZOLOTOUS Ivan ネップ(新経済政策)について
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