19世紀末ー20世紀初めのロシア経済と社会主義革命 

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19世紀末―20世紀初めのロシア経済と

社会主義革命

 

松井良介(MATSUI Ryousuke)、1999年5月11日、5月18日

1)革命以前の経済

農業国としてのロシア(十九世紀末にロシア国民の八割が農業に携わっていた)
資本主義経済の発展(産業革命の起こりは各国に比べ遅かったが、経済の発展は早かった
労働運動の始まり(社会福祉面の発展が滞り、都市周辺の地域に集まった労働階級の国民の不満が高まった

2)革命

1917年二月革命
1917年十月革命

3)革命の原因・必然性

第一次世界大戦
ツァーリ専制の打倒
労働者・農民・兵士の勢力

Vocabulary  4 (Roshian Kakumei)

 

Evgenia SHAMONOVA (エブゲーニヤ・シャモーノバ)、1999年5月11日

1917年革命の原因について

ロシア政府の経済政策の目的:

  1. 産業へ「経済資源」の供給
  2. 軍隊・市民へ食材の供給

ロシア政府の具体的な政策:

  1. 命令型産業生産制度の導入
  2. 価格統制制度ー物資不足ー国家独占企業の拡大ー国家は農民に食料品の提供を命じたー商品の自由販売の縮小ー工業生産・農業生産の縮小
  3. Corruptionの拡大、官僚制度の破壊

1917年の政治経済情勢

  1. 三年間続く戦争
  2. 食材の不足
  3. 一般市民および企業経営者・官僚の不満の広がり

これは革命の原因になったが、革命によって上記の問題は深刻化した。

 

Alexei MORDVINTSEV(アレクセーイ・モルドビーンツェブ)、1999年5月11日

1917年革命の原因について

世界戦争・経済情勢は重要だが、革命の一番大きな原因はレーニンのBol’shevik党の活動と思われる。具体的に:

  1. Bol’shevik党は国民の不満を上手に利用した
  2. ツァーリ政権はBol’shevik党の影響力を過小評価した
  3. Bol’shevik党は海外から資金支援を受け取った。ドイツからの支援がなければ、10月の革命が起こらない可能性がある。

 

 

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